【野球部】平本の好投!投打共に随所に活躍見られ、接戦制す

◆2022年度秋季オープン戦◆

12月10日 対日大 立大新座キャンパス

ダブルヘッダー第2戦。初戦を4-0で制した立教健児は、連勝するべく試合開始前から選手たちの気合があふれていた。序盤から先制点を挙げ、その後も追加点を加える。投げる方では先発・平本(文1=鎌倉学園)が5回無失点6奪三振の好投を見せるなど有利に試合を進める。6回、8回に反撃をされるも後続を抑え、5-3で試合を制した。

先発でマウンドに立ったのは平本。6奪三振と三振の山を築き、相手を寄せ付けない投球を見せつける。4回裏、この試合唯一平本が安打を許した走者を北田大(コ1=広島新庄)が盗塁を素早い送球で阻止するなど、平本の好投にバックも盛り立てる。攻撃陣では、初回先頭の菅谷(コ2=市立船橋)が出塁すると、2番・山形(コ1=興南)の安打などで好機を迎える。ここで3番・齋藤大(コ2=東北)が鋭い打球を中前に、運び先制に成功する。

三振の山を築く平本

6回表、井上太(コ2=東農大二)が左前安打で出塁、逸球で2死二塁とすると、続く北田大が小技を見せバントヒットで2死一、三塁と好機を広げる。ここで1番・菅谷がこの試合3本目の左前安打を放ち、欲しかった追加点を挙げる。
その裏、代わった小野(コ2=利府)の制球がなかなか定まらず四球や暴投や安打で1点を入れられる。この悪い流れを変えたい7回表の立大の攻撃、まず先頭の齋藤大が二遊間を抜ける中前安打で出塁。相手投手の暴投で二塁に進むと、続く西川侑、岡本(コ2=報徳学園)の連続四球で、無死満塁で得点の好機を作り出す。この場面で途中出場の鈴木唯(コ1=東邦)が好機をものにして中前安打を放ち1点を追加。さらに相手投手の暴投の間に1点を加える。まだまだ立大打線の攻撃は終わりを見せず、井上太が遊撃手への内野安打を放ち、この回合計3点をとることに成功した。

力強いボールを投げ込む小野

7回裏から登板した小畠(営1=智辯学園)は8回裏に2点を献上するも、後続を抑え5-3と勝利で試合を締めくくった。
投打共に随所に活躍が見られた今試合。特に先発・平本の投球には大きな期待が持てる。立大野球部は春季リーグに向け、さらに個々の力に磨きをかけていきたい。

(12月21日・原田拓実)

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