
【野球部】野口、吉野の完封リレーで日大に快勝!
◆2022年度秋季オープン戦◆
12月10日 対日大 立大新座キャンパス
2022年最後のOP戦で行われた日大とのダブルヘッダー。1戦目は安藤(社3=明石商業)、戸丸(コ2=健大高崎)の連続適時打で先制。投げては野口(コ3=東海大相模)、吉野(コ1=仙台育英)が相手打線に得点を与えず勝利した。

適時打を放った安藤
フレッシュリーグ準優勝を飾り、勢いに乗る新星RIKKIOナイン。この日は初回から制球が定まらない相手先発投手を攻め立てた。2番打者・平野(コ2=春日)が冷静に見極め四球で出塁する。続く西川晋(コ3=智辯和歌山)が左翼線への二塁打を放ち、1死二、三塁の好機となる。迎えたチャンスで4番・安藤が積極的なスイング。力強く引っ張った打球は一、二塁間を鋭く抜け先制の適時打となった。さらに戸丸の巧みな流し打ちが右前適時打となり追加点。この回3点を先制した立大が試合の主導権を握った。

先発した野口
先発したのはオープン戦で好投を続けている野口。力強い速球と大きく変化するカーブを用いて、相手に的を絞らせない投球を披露する。走者を背負った場面では素早い牽制球でアウトにし、得点を許さない。5回無失点の好投でマウンドを降りた。2番手には吉野が登板。来年から主戦力として期待される1年生投手が存在感を示した。先頭の3番打者を空振り三振、4番打者を見逃し三振に切って取る。その後も140㌔台前半の直球を軸に内外角へと投げ込み、凡打を積み重ねた。最終9回には2死一、二塁のピンチを迎えるも、落ち着いて相手を打ち取る。見事な完封リレーで1戦目を勝利で飾った。

力投する吉野
本試合では高い投手力を披露したタテジマ軍団。オフシーズンの鍛錬でどこまで成長できるのか。来春の神宮で多くの選手が躍動する姿に期待したい。
(12月11日・大内貴敬)