
【野球部】投打噛み合い見事な勝利!
◆2022年度秋季オープン戦◆
12月3日 対青学大 立大新座キャンパス
青学大とのダブルヘッダー第1試合の先発は、1年生ながら秋季リーグ戦でも登板のあった吉野(コ1=仙台育英)。強豪青学大相手に、初回からリズムよく5回2安打の投球でチームに流れを引き寄せる。一方の打線は、4回裏に6番・鈴木唯(コ1=東邦)の適時打で先制し、7回にも追加点。2対0で勝利を収めた。

安打を放つ鈴木唯
試合の主導権を握りたい立大打線は4回裏、先頭の4番・安藤(社3=明石商業)が中越二塁打を放つ。5番・齋藤大(コ2=東北)が送りバントを決め1死三塁の好機に。迎えた打席には2回にも安打を放っている鈴木唯。初球の高めに浮いた球を見逃さず、右越適時二塁打で先制した。

好投した吉野
投げては先発・吉野が、初回から力強い直球と球速差のあるカーブのコンビネーションで二塁すら踏ませない。わずか54球の完璧な投球で5回を無失点に抑えてみせた。

投球する野口(コ3=東海大相模)
続く2番手・野口も小気味良くアウトを重ねる。牽制でアウトを取るなど投球以外の技術の高さも見せた。4回を1安打6奪三振と圧巻の投球。この試合、吉野と野口の両投手合わせて被安打わずか3で、強豪青学大打線を完全に封じ込めた。
追加点が欲しい中、立大打線は7回。先頭の9番・桑垣(コ1=中京大中京)が右中間へ適時二塁打を放つ。2番・菅谷(コ2=市立船橋)のセカンドへの内野安打で追加点を奪った。
第1試合は投打が噛み合い、非常に内容が充実した試合だった。確実に日々成長している立教健児たち。厳しい冬に耐え、来年の春季リーグ戦でもこの日のような躍動が楽しみだ。
(12月21日 佐藤匠真)