【水泳部】第64回日本選手権(25m)水泳競技大会

◆第64回日本選手権(25m)水泳競技大会◆

10月22日~23日 東京辰巳国際水泳場

10月22日~23日にかけて、東京辰巳国際水泳場で第64回日本選手権(25m)水泳競技大会が行われた。オリンピックメダリストをはじめ、トップスイマーが多く出場する今大会では多くの学生記録が更新され、さらには世界記録が樹立されるなどハイレベルな戦いが繰り広げられた。そんな中、立大からは男子3名、女子3名が標準記録を突破して、計9種目に出場。山下(現2)は決勝に進出し、7位入賞と大健闘した。

自己記録、立大記録を更新し7位入賞を果たした山下(現2)

1日目、山下は男子200㍍背泳ぎに出場。予選では前半50㍍、100㍍を5位で折り返すも、圧倒的な追い上げで周囲を抜き去り150㍍を3位で通過。驚異のラストスパートを見せつけ、予選2組2着、1分54秒56でフィニッシュした。このレースで自己記録・立大記録を更新し、全体8位で決勝に駒を進めた。

男子200㍍背泳ぎにおいてレース後半、スパートをかける山下

そして迎えた決勝の大一番。決勝に進んだ8人中、大学生はわずか3人だった。今までスタート動作を課題としてきた山下は前半、追いかける展開となったが、多くの社会人スイマー相手にペースを崩されることはなかった。持ち前の後半の強さでスパートをかけ、150㍍地点で1つ順位を上げるとそのままの勢いでゴール。予選での自己記録、立大記録を更新する好タイムをたたき出し、7位入賞を果たした。立大の若きエースの実力は日本選手権の大舞台でも健在。存在感を示し、12月のジャパンオープンに大きく弾みをつけた。

 

男子100㍍、200㍍平泳ぎに出場した釜田(法3)

男子400㍍、1500㍍自由形に出場した高野(現3)

 

立大からは2日間で1~3年生の6人が計9種目に出場。その選手の多くは「年上、年下の選手たちと共に競えるいい機会に刺激をもらった」と振り返った。
日本最高峰の舞台での勇姿は、始動したばかりの第103代水泳部を大いに勢いづけただろう。挑戦を続ける彼らの、今後の活躍に目が離せない。

(11月4日・伊藤七海)

コメント

山下選手

-レースを振り返って

良かった点はラストスパートが効いたことです。日本選手権で決勝に残り、タイムを上げることができたのがうれしかったです。前半からいくレースを体に染み込ませて、もっと大きなベストが出るようにしたいです。

-試合の雰囲気は

前の全日本インカレでは緊張しましたが、今回はリラックスして臨めました。フォームの終わり

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