【女子ラクロス部】宿敵・明大にリベンジ達成 予選ブロック単独負けなし

◆第34回関東学生ラクロスリーグ戦◆

9月24日 対明大 大井ホッケー競技場サブピッチ

 

 予選ブロック無敗の2校が遂に顔を合わせた。第5戦の相手はFINAL4常連・明大。今年の明立戦で惜敗を喫した因縁の相手だった。試合はエース・ジョーンズ(文4)の2得点を始め、アタッカー全員がシュートを決める大活躍。明大の勢いを抑え込み貴重な1勝を挙げた。

1得点目を挙げ、拳を突き上げるジョーンズ

第1Q序盤、#1ジョーンズの鋭いショットで先制。エースの一振りで好調な滑り出しを見せた。すかさず明大も1点を返し同点に。第2Qでは、フリーシュートの場面で再び#1ジョーンズが勝負強さを発揮。転倒後のプレーにも動じず、安定したコントロールでシュートを決めた。その後、#16桑木の得点でリードを広げるも、明大のこぼれ球が不運にもゴールに吸い込まれる。3-2と相手を突き放しきれないまま前半を終えた。

真剣な表情でボールを運ぶ安達(観3)

1点をリードして迎えた第3Q、序盤で得点を許し同点に追いつかれるも、#3安達(観3)の強烈な一打で追加点。遠距離から狙いを定めて放った、洗練されたシュートが相手ゴーリーの隙を抜け、ネットを揺らす。「自分がここで行くしかないっていう思いで決めた」と笑顔で語った。その後も#10門木(営3)の強打が得点へとつながる。クロスを置き、満面の笑みで仲間と抱き合った。5―3とリードを広げ第3Qを終えた。

相手の隙を見てゴールを狙う相田(コ2)

最終Qでも正確なパス回しでボールをキープし、立大優位の試合が続く。序盤、代表メンバーで数少ない2年生、#9相田(コ2)の鋭いショットが決まり、勢いは最高潮に。試合終盤、#3安達の好アシストから#15渡利(済4)がゴーリーの足元を狙ってシュートを打ち込み、またも追加点。自身の得点を「作戦が功を奏した」と振り返った。渡利のシュートを以て、アタッカー全員が得点を決めることに成功。ベンチからも選手が飛び出し、歓喜に沸いた。その後1点を奪われるも、終始リードを保った第4Q。最終スコアは7―4と強豪相手に白星を挙げた。

試合に勝利し、笑顔で「行け、立教健児」を歌う選手たち

ブロックの山場を越え勢いづく立大。目標の学生日本一に向け、Vロードを駆け上がる。

(10月5日・伊藤七海、安倍のぞみ)

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