【ハンドボール部】今季最終戦!立大「らしさ」で勝利をものにする

関東学生春季リーグ戦♦

5月22日 対順大 国士大多摩キャンパス体育館

東海大に見事勝利し勢いに乗る立大は、最終戦で順大と対峙した。前半から攻め続けたが、思うように点差が開かない展開になる。しかし後半で得意のディフェンスからの速攻で相手を突き放していき、今季最終戦を勝利で終えた。

最終戦を勝利で終え、笑顔の一同

順大に負けてしまうと1部リーグ戦10位が確定してしまう。試合開始前から選手たちの勝利への渇望は強く、チームがひとつになっていた。試合開始直後から攻めの姿勢を見せつつも慎重にゲームを進める。相手に先制点を決められたが、松川(コ2)のサイドシュートで食らいつく。しばらくは点を取っては取り返されるシーソーゲームで、立大は追う展開が続いた。しかし徐々に流れを引き寄せていき、13分に平田(コ2)の正面から放ったシュートで逆転に成功する。前半終了まで点差は開かなかったが、主将・深澤(営4)は「焦らず自分たちの出来ることをした」と語ったようにチームは冷静であった。

サイドシュートを放つ松川

後半になるとチームの勢いはさらに加速する。開始早々に相手のゴールネットを揺らすと、続くように大久保(営2)が連続で得点をもぎ取る。相手も流れを取り戻そうと攻撃を仕掛けてくるも、途中交代で出場したGK・阿部(文1)が好セーブを連発してチームを後ろから支えた。相手のシュートを防ぎ、攻撃に繋げる。得意のディフェンスからの速攻が体現され、立教「らしさ」で戦い抜いた。試合終了時には7点差をつけ勝利し、選手たちは互いに喜び合った。

勝利を喜び、ハイタッチをする松村(コ3=写真左)と豊増(営3)

春季1部リーグ戦3勝を勝ち取ったものの順位は9位となった。次戦は1部残留をかけ2部2位のチームと対戦する。持ち味を生かして勝利を掴み取り、さらなる活躍をする姿に期待したい。

(5月29日・大澤創)

 

主将・深澤インタビュー

―リーグ戦を通しての感想

様々な課題が出たが、1部の強いチームとも戦えたことは自信になった。これからも謙虚に勝ち切れるチームを作っていきたい。

―リーグ戦でチームが成長したこと

リーグ戦始まった時は接戦を繰り広げつつ、最後には負けてしまった。しかし最後の2試合は勝ち切ることが出来、気持ちの面やシュートを決めきれるように成長したと思う。

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