【空手部】全日本への切符をかけた個人戦!女子2名の出場決定

♦第50回関東学生空手道選手権大会♦

5月22日 日野市市民の森ふれあいホール

5日の団体戦から約2週間という短期間で臨むこととなった関東個人。全日本への出場枠をかけ、選手たちは各々が熱く真剣に戦った。

 

〇男子形の部

立大からは計4名が出場。加賀美(済3)坂本(法2)、青塚(法2)、高木(済1)の全員が、いずれも無念の初戦敗退となり、悔しい結果となった。

〇男子組手の部

組手の競技時間は1分30秒。得点は3種類あり、「一本」で3ポイント、「技有り」で2ポイント、「有効」で1ポイントとなる。

立大からは7名の選手が出場した。高子(法4)、河野(文4)、川手(社4)森山(社2)、青塚(法2)は初戦敗退。市川(済2)、高橋(現1)は初戦で相手選手に1得点も許さず勝利するが、2回戦では逆に1得点も奪うことができずに敗退となった。

 

〇女子組手の部

5月5日(木)に行われた第58回東日本大学空手道選手権大会の団体組手において見事準優勝を果たした立大女子選手。団体戦メンバーであった宮崎(文3)、福元(文2)、松田(済1)に期待がかかる。

全7名の選手が出場。坂本(文4)、佐藤(現4)、岩下(済2)、松田は初戦敗退。平岩(コ2)は2回戦敗退。宮崎、福元は初戦、2回戦を勝ち進むも、惜しくも3回戦で敗退となった。

3回戦、宮崎は相手選手に上段突きで1ポイントを先取される。気を取り直して果敢に攻めるが、得点には繋がらず試合終了となった。

福元は技を決めようとするもなかなか得点とはならず、相手選手とともに0得点のまま試合終了。審判の判定で敗退が決まった。

宮崎と福元は、続いて全日本選手権出場トーナメントにも出場。宮崎は相手にリードを許す苦しい試合展開の中3ポイントまで追い上げるが、惜しくも1点差で敗退となった。一方の福元は持ち前の瞬発力で相手の間合いに踏み込み、中段突きを決め、2-1で勝利。全日本選手権への出場枠を獲得した。

また後日、得失点差が少なく自身の得点も多かったことから、宮崎も追加で全日本選手権への出場が決定した。

積極的な攻めを見せる福元

前回の団体女子組手準優勝と比較すると、男女ともに課題の残る試合となった関東個人。宮崎と福元は6月の全日本個人、他の選手は秋の団体戦に向けての更なる成長に期待したい。

(5月28日・和田茉南花)

◆コメント◆

福元結衣子選手

―1日を振り返って

まずは個人としての一つの目標であった全日本選手権への出場枠を獲得できたことにほっとしています。その一方で、試合内容に関してはあまりよかったとは言えないので、まだまだ努力をする必要があると感じています。

 

―今回の良かった点

試合までの気持ちの持って行き方。個人戦ということもあり、普段の試合よりもプレッシャーや緊張を感じずにリラックスして戦うことができました。また、アップの段階から体がしっかりと動いていたので自信をもって試合に臨めました。3回戦で敗退した後、全日本出場トーナメントに向けて気持ちを立て直せたことも良かったと思います。

 

―悪かった点・改善点

ポイントを取らなければならなかった場面で取り切れなかったことです。やはりコートに立つと慌ててしまう場面も多く、普段ならポイントを取れる技がしっかりとした技にならなかったことが敗因だと思います。また、失点を恐れてなかなか仕掛けられなかったことも、全日本に向けての課題です。

 

―全日本に向けての意気込み

全日本という大きな舞台で自分の組手を試せることがとても楽しみです。立教の代表として一試合でも多く勝てるように頑張ります。また、全日本選手権での経験を今後のチームの活動に生かせるように、多くのことを吸収出来たらと思います。

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