【テニス部男子】注目の立大対決。接戦を制したのは…

◆2022年度関東学生テニストーナメント大会◆

5月10日 大宮けんぽグラウンド

強い日差しが照りつける中、男子シングルス2回戦が行われた。注目の立大対決は小林(営2)がセットカウント2-1勝利、稲田(営3)がセットカウント2-0で3回戦へと駒を進めた。

小林VS保坂

第1セットでは一進一退の攻防が続いた。激しいラリーの応酬をラインぎりぎりの返球で小林が制したと思えば、すぐさま保坂(営4)が強烈なサーブでポイントを奪い返す。そして迎えたゲームカウント4-5。保坂が4連続ポイントを奪取し第1セットを先取した。続く2セット目に入ると小林が調子を上げていく。保坂の力強い打球をドロップショットやネット際のボレーで返球。冷静なプレーで調子を取り戻し第2セットを制した。

強烈なサーブが持ち味の保坂

最終セットは両者譲らずゲームカウント4-3までもつれ込む。しかしここから保坂の顔に疲れが見え始めた。ファーストサーブがネットにかかり、返球もラインを越してしまうことが増える。対する小林は試合終盤にかかっても集中力が落ちず粘り強いプレーで順調にポイントを重ね、最後は2ブレイク。注目の立大対決に決着をつけた。

粘り強いプレーを見せた小林

稲田VS間仲

「僕にとっての初戦で少し緊張していた」。序盤は自分の思ったようなプレーができず攻勢に苦しめられるが、緩急を織り交ぜた返球でミスを誘い連続ポイントを奪取。第1セットをものにした。続く第2セット、徐々に相手の調子が上がり最初のゲームを落とす。しかし稲田は冷静だった。パッシングショットなどクレバーなプレーで流れを引き寄せ、セットカウント2-0で勝利を収めた。「去年のベスト16を超えられるよう頑張りたいです」と意気込みを語った稲田。今後の活躍に期待がかかる。

試合後、相手と健闘をたたえあう稲田

(5月14日・熊谷光洋)

 

 

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