【ボ―ト部】全日本直前インタビュー②男子クォドルプル

いよいよ第100回全日本選手権大会が始まる! 今年の会場は東京2020大会でも使用された海の森水上競技場。大会を直前に控えた選手に、今大会への意気込みを聞いた。

男子クォドルプルに出場する4人。左から、高橋岳(理2)、古川(コ4)、丹羽(観2)、和氣(営3)

◇和氣雅貴(営3)◇

―全日本の目標

入賞です。それだけの実力はあると思っています。周りは社会人や大学の中でも実力のあるクルーが揃っていますが、僕たちもスカル種目を漕ぎ込んできた選手で構成されているクルーですし、この1ヶ月漕ぎ込んできて息は合ってきたかなという感覚があるので、残り時間でしっかり準備して気持ち良いレースができればなと思っています。

 

―先月下旬の段階で一人クルーが決まっていなかったが、もう決まっているか。また決まった経緯は

決まりました。最後に決まったのが2年の丹羽で、クルーリーダーは4年の古川です。クルー選考を行い一番タイムが良い人、一番息が合っていた人に乗ってもらったという経緯です。今回出られなかった人の気持ちを背負って、僕たちはこのクルーの練習に励み、レースに臨みたいと思います。

 

―先日の戸田レガッタを漕いだ時の手応えは

僕たちの格上のクルーが1つ出ていて、そのクルーに勝とうという意気込みで結果負けてしまったんですけど、自分たちが目標としていた漕ぎは7割表現できたかなと思います。あと残り少ないですが、できなかった3割を詰められたらなと思っています。

 

―うまくいった7割と足りなかった3割はどういったところか

今回の種目はとにかく回転数、レートが求められる競技で、一番大事な回転数は達成できたのでそこを評価して7割です。残りの3割はきついところで耐えきれなかった、もう一踏ん張りできなかったというところなので、あとは気合でその3割を埋めることですね。

 

―スタートのレートはどのくらいを目安にしているか

そうですね、毎回45、ちょっと盛ったかもしれない(笑)、42,3です。

 

―全日本に向けてどのような準備をしてきたか

最終的なクルーが決まったのが2週間前なので、そこから本格的に準備をしました。本番の会場はラフコンディションで有名なので、普段練習を中止するラフコンディションの日に敢えて練習をしたり、荒れた中でも自分たちのレースができるように練習したりしました。練習機会と漕ぎ方に注意してメニューを組んでいました。

 

―荒れたコンディションのときは、どのようなことに注意して漕ぐ必要があるのか

風が吹いているときはバランスをコントロールしないといけません。あとはオールコントロール。高い波にも合わせられるように、意識して練習しています。

 

―準備する中でうまくいっている点

それが戸田レガッタで漕いだ時に現れた成果で、高いレートでレースを漕ぎ切ること。そのために、オールが水中にある時間をドライブと言うが、ドライブの力のかけ方、足で押すように漕ぐということがうまくいったかなと思います。

 

―うまくいっていない点

まだ上体がガチガチになってしまうことが多々あります。

 

―クルーの雰囲気はどうか

本当に良いと思います。とくに2年の高橋にいつも笑わせてもらっています。結構一緒にいる時間が長いのですごく雰囲気が良いと思います。でも練習中は真面目に、それは4年の古川先輩が熱い男なので、「俺について来い」みたいな。それで自分たちもついていくだけって感じです。

 

―和氣さんは去年も全日本に出場しているが、去年と今年で意識は違うか

去年は準備も大会期間中もあまりうまくいかなかったクルーなので、今年は初めて後輩と出るレースで、いかにみんなを引っ張れるかが自分のモチベーションに繋がっていると思います。

 

―緊張感は既にあるか

緊張感というより、初めて戸田以外の場所で漕ぐので楽しみの方が強いです。

 

―あと5日どういった準備をして臨みたいか

本番の会場での練習が明後日から始まるので、実際の会場にまず慣れることが大事だと思います。あと、技術面とかはもう割とこの期間なのでどうしようもないところだと思うので、きついところでいかに出し切れるかというところにフォーカスして残り準備して臨みたいと思います。

 

(取材/編集・岡田真阿)

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