【ハンドボール部】2年ぶりの1部リーグ戦。リードを保つも勝利までは1歩届かず

◆関東学生春季リーグ戦◆

4月16日 対国士大 国士大多摩キャンパス体育館

2022年の春期リーグ戦が幕を開ける。立大は昨年の入れ替え戦で日大との激闘を制し、2年ぶりに1部昇格を果たした。そんな最高リーグの初戦の相手は昨季の準優勝校・国士大だ。

ブロックをかわし、シュートを放つ大久保(営2)

前半、両チームはなかなか点が決まらずに拮抗する。そんな状況を打開したのは昨年から主力の一人として活躍した大久保だった。相手のブロックをかわし、放ったシュートは先制点となり、チームを勢いづけさせる。さらに新主将・深澤(営4)が相手のディフェンスを突破し、追加点を決めた。連続ポイントにベンチから歓声が沸く。その後は昨年も武器としていたディフェンスからの速攻でリードを保ち続けた。前半を2点リードで折り返し、チームプレーの強さを見せつけた。

シュートを決め、グータッチをする深澤

後半、立大は一進一退を繰り返しながらも果敢に攻めた。しかし、リーグ優勝を掲げている相手も攻撃のピッチを上げていく。点の取り合いが続いていたが、立大は相手がディフェンスの形態を前半とは変化させた瞬間、攻撃の勢いがピタリと止んでしまった。徐々に点差はつめられ、同点に並ばれる。試合の流れは国士大へ。ミスも重なり立大は追い込まれていき、終わってみれば3点差。一歩及ばず、リーグ初戦は黒星でスタートを切った。

試合後には「勝てる試合だった」と監督、主将の両名は語る。後半ミスが連発し失点をしてしまったこと、メンタル面で相手に気後れしてしまったことを課題とした。まだまだリーグ戦は始まったばかりである。トップリーグでも通用する姿を見せ、新体制は1部上位を目標に成長し続ける。

(4月19日 大澤創)

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