【野球部】「進化」春季リーグ戦直前インタビュー Vol.4 黒岩陽介選手・柴田颯選手

◇黒岩 陽介選手◇

―昨シーズンの感想をお願いします。
序盤は優勝争いをしていたのに勝ち切れなかったので、非常に悔しさを感じていますし、まだまだ頼りないところがあるなと感じた秋リーグでした。

―春リーグの目標を教えてください。
チームとしてはもちろんリーグ戦優勝、その先にある全日本優勝というものを目標にしてやります。個人としては秋に3割に乗せることができたので、今季も3割打つこととベストナインをとれるように頑張ります。

―昨秋1番印象に残っている試合は?
最終節の明大戦2戦目です。ここを抑えなければいけないという場面で打たれて負けてしまったという試合なので、1球の大切さを痛感した試合でした。

スイングする黒岩(O P 戦 vs国士大)

―自分の性格は?
負けず嫌いっていうのが第一にあって、あとは野球部の中ではだいぶきっちりしている方だと思います。いろんな部員に注意したりして怖がられたりしているので、割と口うるさく細かいところまでいうタイプです。

―大学ラストシーズンとなりますが、意識することはありますか?
去年もあんなに悔しい思いをして4年間一度も優勝できていないので、何としても優勝したいということと、この代で勝ちたいという思いが強いです。

―副将からみてこのチームはどんなチーム?
バンバン打ってというような大味な野球ではなくて1球を粘って何とか競り勝つというチームだと思うので、さっきから何回も言っているように1球の重みを感じて突き詰めて野球をやっていくチームだと思います。

―副将から見て誰を見てほしいですか?
ピッチャーの荘司(社4=新潟明訓)には注目してほしいです。成長してきてエースの風格が出てきているのでそこはぜひとも見ていただきたいです。

―リードで大切にしていることは?
抑えるうえで1番大事なことはピッチャー陣の力を引き出すことだと思うので、場面に応じてその投手の性格とかポテンシャルとかいろいろ考えて引き出そうとやっています。

笑顔を見せる黒岩(昨秋 vs慶大)

―冬の思い出は?
年末帰省した時に母校に顔を出して、明大の村松 開人選手(4年=静岡)と一緒に練習することができたので、そこは刺激になりました。

黒岩 陽介(くろいわ・ようすけ) 2000年9月17日生まれ。法学部4年。右投右打/捕手/静岡/174㌢73㌔ 立大の扇の要。冷静沈着に投手をリードする。副将でもあり、チームを引き締める役割も担う。チャンスに強く、昨秋は全大学相手に打点を挙げている。今春もここぞの場面で適時打を放てるか。

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◇柴田 颯選手◇
―昨秋を通して分かった課題は?
自分のセールスポイントは打撃なので、代打では一応打率残せてはいるので、1番の課題は守備かなと思います。

―冬の期間をどう過ごした?
冬の期間は体づくり、ウエイトトレーニングを中心に行って、あとは守備はいつも以上に練習を行ってきました。

―大学ラストシーズンとなるが意識することはありますか?
特に気負いせずやってきたことを出せればいいかなと思っています。あと上級生が結構試合に出ていて、自分は引っ張っていくタイプではないので、チームの波にうまく乗っていければいいなと思います。

―コンディションは?
OP戦、前までは調子悪かったんですけど、ここ最近調子上がってきて、コンディション的にいいので来週からのリーグ戦はいい感じでは入れるかなと思っています。

ボールに食らいつく柴田颯(社会人対抗戦 vs日本通運)

―自分の性格は何だと思いますか?
気分屋なので、気分に左右されやすいと思います。調子悪い時は悪くて、いい時はめっちゃいいっていう感じなので結果も左右されています。

―思い入れのある道具はありますか?
バッティンググローブです。フランクリンというメーカーのものを使っているのですが、ずっとそれを使っていて調子がよいので、それが1番思い入れがあります。

柴田 颯(しばた・そう) 2000年10月25日生まれ。社会学部4年。右投左打/内野手/札幌第一/175㌢83㌔ 返り咲いた立大の勝負師。1年春から試合出場を続けてきたが、近年はケガに泣かされてきた。しかしその中でも印象に残る適時打を放ち、昨年は9試合の代打出場ながらも打点を3あげている。今春は万全の態勢で立大を勝利に導く一打を放てるか。
(取材・編集 山岡雄一郎)

 

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