【相撲部】総力戦も力負け…3部降格が決定

第70回東日本学生相撲リーグ戦

10月2日 埼玉・県立武道館

助っ人を他部から借りて、立大総力戦で挑んだが、リーグ戦では白星をあげられず。勝負は入替戦にまでもつれ、北大に破れ3部降格が決定した。

相手を押す矢作(済3)

相手を押す矢作(済3)

リーグ最終戦の東大にあと一歩及ばなかった。
二陣・依田(文3)が押倒で白星を上げるほか、三陣の助っ人・加藤(法3)がレスリングで鍛え上げた組み手を活かし、かけ投げで勝利。3−3で迎えた大将戦、助っ人・矢作(済3)に行方は任された。「立ち合いだけを意識した」と相手の揺さぶりに耐えたが、あっけなく押倒で万事休す。勝負は北大との入替戦へもつれ込むことになった。

助っ人の二陣・猪狩(済3)が相手の出方を見てから間合いをとり、相手のまわしを取り吊出にて勝利。
流れをつかんだ立大は続く三陣・依田が「動きが速くて厄介」と細かく動いてくる大会最軽量52kgの相手に苦労しながらも、落ち着いて外に出した。

立ち合いにいく依田(文3)。大会最軽量の選手のスピードに苦しめられた。

攻撃はここまで。五陣以降3連敗を喫し、まさかの3部降格。荒井監督は「これが今の実力。もう一度力つけて勝っていこう」とチームの再構築を誓った。
選手はもちろんのこと、助っ人も再昇格を目指すには必要なピースだ。レスリング部、柔道部など各部との関係を作りながら、「立大全体」で勝ち名乗りを上げたい。

(10月6日 矢作峰士)

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