【ホッケー部女子】得点力を強化し、無失点で快勝

◆2021年度関東学生ホッケー春季リーグ戦◆

5月16日 対東大 早大東伏見キャンパスホッケー場

ゴールを見据え力強くシュートする村松(現3)

試合終了のブザーが鳴ると、選手たちの笑顔が輝いた。立大は前の試合よりも1点多い7得点。対する東大には1点も与えず、課題だった「得点力」が、強化されていた。第1Q12分、立大が先制点を決めると、一気に流れを掴む。声を掛け合いながらコートを広々と使い、右サイドを中心に次々と攻めた。「シュートを狙い続けた。」と試合後、齋藤(文3)は振り返る。序盤からペースは立大にきていた。

続く第2Qでも、相手に得点を与える気配はなく、敵の動きを予測した確実なディフェンスで封じ込んだ。第3Q6分、村松(現3)からのパスをもらった来栖(コ4)がキーパーを阻み得点。後半も、相手をコーナーに追い詰め、一瞬たりとも相手に隙を与えなかった。

主将の安達は、「得点力は伸びたが、チャンスをすべては生かしきれなかった」と試合を振り返り、チーム全体としてさらなる高みを目指す。次の試合は順位決定戦に大きく関係してくる。さらなる成長を遂げるであろう立大女子ホッケー部に、注目していきたい。

(5月18日・小山内碧)

◆コメント◆

#13安達選手(文4)
-今日の率直な感想は
前回、課題として「得点力強化」を挙げていたのですが、その点に関しては前回の6点を越えて7点をとれているので、良かったと思います。
しかし、チャンスをきちんと生かしきれたかと言うと、全てはそうとはいえませんでした。また引き続き「得点力」というところは頑張っていきたいと思っているので、全体の評価は60点としておきたいです。

-前回も60点、70点くらいと仰っていましたが
試合内容としましては、今回の方がたしかに点は取れましたが、プレーの質と言いますか、丁寧さ、確実さというところでは、前回と比べて意識に著しさが見られなかったので、もっと出来ると思います。そこは意識していますし、「確実性」はひとつのチームのテーマとしてやっているので、そこができると、さらに余裕をもってできるかなと思っています。
なので、やっている中で「今日は噛み合っているな」と思える試合を今後やっていきたいと思います。

-次の試合への意気込み
次は順位決定戦に絡んでくるので、より緊張感は増してくると思います。
ですので、チームの雰囲気としても、今一度引締めていきたいです。
今までが、課題の方が大きい試合だったので、今度は良かった部分をもっと出して行けるような試合にしていきたいと思います。
「チームの完成度を高める」ということと、「引き続き得点力を強化していく」という2点を目標にやっていきたいと思います。

#18齋藤選手(文3)
-良かった点と課題は
攻め切るところでは攻めきれましたし、PCも結構取れたので、そこは良かったです。
課題は、自分たちのボールになったときに焦りすぎてしまい、無駄なミスや、相手に簡単にボールを渡すなど、もったいないことが多かったので、今度はもう少し落ち着いて攻めていきたいです。

-意識していたことは
シュートを狙い続けることです。

-次の試合への意気込み
自分自身のことなのですが、疲れると姿勢が高くなってしまうので、最後まで低く意識していきたいです。

関連記事一覧