【女子ラクロス部】激闘の60分!ライバル明大下し、関東2連覇!!

◆関東学生ラクロス2020 特別大会◆

11月29日 対明大 駒沢オリンピック公園陸上競技場


関東の頂点を決めるFINAL。昨年に引き続き相手はライバル明大。延長戦までもつれ込む大激闘を制し、6-5で勝利。関東優勝に輝いた。

攻め込み、シュートを狙う安田(済3)

攻め込み、シュートを狙う安田(済3)

第1Qはお互いに譲らず、もどかしい時間が続いた。試合が動いたのは第2Q5分。安田が切り込むとシュート。先制ゴールを決めた。勢いに乗った立大。直後に金谷(理4)が得点。さらに大川(異4)がフリーシュートを獲得すると、落ち着いて3点目、4点目を決めた。4-0とリードを広げ、後半を迎えた。

ディフェンスを受けながらも、攻め込む金谷

ディフェンスを受けながらも、攻め込む金谷

ディフェンスを受けながらも、攻め込む金谷
後半も勢いそのままかと思われた。しかし第3Qで2失点。さらに第4Qでは立て続けに3点を失い、逆転された。試合終了が刻々と迫る。悪い流れを断ち切ったのは主将・折笠だった。第4Q12分、こぼれたパスを拾い上げ、シュート。見事ゴールに突き刺さり、同点に追いついた。5-5の同点でホイッスルが鳴った。サドンデス方式の延長戦に持ち込んだ。
延長戦。ドローで樋口(観4)がボールを奪う。主導権を握った立大は攻め込み、金谷がシュート。見事関東優勝を決めた。

駆け寄り喜ぶ選手たち

駆け寄り喜ぶ選手たち

昨年に引き続き、関東優勝を成し遂げた。また、MVPには大川が選ばれた。大川はヒーローインタビューの中で、大会の運営に対する感謝を語った。コロナ禍の中で例年のような大会が中止となり、特別大会となった今年度。例年のような全国大会は行われず、4年生は引退となった。主将・折笠は自主性・多様性を重んじる立大ラクロス部での生活を「幸せな四年間だった」と笑顔で締めくくった。

(12月19日 彦坂秋恵)

◆コメント◆
折笠選手
―引退だが、4年間振り返って。
―あっという間だなって思いました。今回はいつも通りが通じないような1年だったので、ラクロス協会の運営の方に感謝をしています。四年間でいうと、私たちの同期ってすごいなって思います。今日試合入る前に、「みんなはみんなのままで素晴らしい」って話をみんなの前でして、泣いてくれて。「四年間やってきてよかったな」って思いました。「主将やってよかったな」と思いました。最後こんな感じで飾れたのでよかったなと思います。
―後輩にメッセージ
―勝敗関係なく自分らしさを見つけることだったり、人間として成長する四年間を過ごしてほしい。「自分は自分のままで輝けるんだよ」ってことを四年間で気が付いてほしい。私は幸せな四年間だったから後輩にもそうなってほしいです。プレッシャーに感じることなく、頑張ってほしいです。後輩がどれだけ成長しているかは私が一番知っているので、楽しみですね。

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