【ゴルフ部】 #10月クローズアップ対談企画 青木×田中 アグッレシブに勝利を目指す!

昨年、春季リーグにて男子が18年ぶりにCブロック優勝、さらに秋季リーグにはBブロックに昇格したゴルフ部。今年の秋季リーグは昇格降格の決定なしに行われることが決まった。そんなコロナ禍で男子主将の青木(社4)と女子主将の田中(観4)は何を思っているのだろうか。

笑顔でガッツポーズをする青木(左)と田中

コロナ禍で

―コロナ禍でのモチベーションの保ち方は?

 

田中)コロナの自粛期間は部活動停止状態だったので、zoomを使ったオンライントレーニングとグループ分けして5、6人くらいで週に1回zoomをやってレギュラー陣がゴルフの技術的に上の人たちが初心者の1年生とかにアドバイスするみたいなことやってました。だけど、本当にラウンドもできないし、試合もなくなったり延期になったりしたから部活動としてのモチベーションはかなり全体的に低くなったのかなって4年生としては思います。試合で昇格するとか残留するとかそういう目標は無くなってしまったけど、上級生を中心に個人のゴルフの技術をあげるっていうことには注視して、活動してた思います。

私個人的には、昇格降格なしの試合にはなってしまったけど、個人のゴルフ技術をあげてベストスコアを出すだとか、今年の1年生は初心者すごい多いから、1年生の初心者女子にとってゴルフの技術面だったり精神面だったり、そう言った目標となれるような行動をしようというモチベーションで頑張ってました。

 

青木)和光の打ちっぱなし練習場での練習も全然始めることができなくて、、、。去年Bブロックに昇進したから、俺の代で落としちゃいけないっていうのがすごいあったんだけど、コロナウイルスで春季リーグ戦が無くなって目標も失いかけてて。その時にモチベーションになったのは、後輩が来年Bブロックを維持してくれるだとか、女子が昇格してくれるだとか、ベストな状態で部員全員が昇格降格のあるリーグ戦を迎えられるように体力面などをうちら2人は主将としてトレーニングマネージャーに指示を出してました。

最終的には和光での練習も再開できるようになったし、それも一応練習の打ちっぱなしの支配人と打ち合わせしてどれだけ部員の感染リスクを最小限に抑えながら部活をできるかっていうことを考えて、、、。OBOGの方々や監督からもとにかく感染者を出さないでくれって。ゴルフ部で変な目立ち方をしたくない。去年リスポ(「立教スポーツ」編集部)にも紙面にのっけてもらって20年ぶりに優勝して、いいように部活が表に出たっていうかいいようにフォーカスされていたのに、部活をやってしまったことによってもし感染者が出てしまったらネガティブなイメージがすごくついてしまうから、そうなると今後の部員もゴルフ部としても色々やりづらくなる部分もあると思うし、難しかったんだけど、最小限にリスクを抑えるってとこに途中からシフトして頑張ったかな。

 

―昇格降格がない中での秋リーグ、モチベーションの保ち方は?

 

青木)うちの部は良くも悪くも大学からゴルフを始める子がすごく多いから、今の3年生も2年生も1年生も初心者がほとんどですし。1年生の頃は全くボールに当たらないだとか全然スコアが出ないんですけど、その時に例えば上級生だとか先輩の試合を見てかっこいいだとか思う人がすごい多くて、レギュラーに入りたい欲みたいなのが強いです。初心者集団だから頑張れば2年生とかでも初心者でも、他の大学じゃあり得ないんだけど、それこそ去年の4年生が4名レギュラーに入ってて10名中、その4名が抜けたことで、新たに(男子が)4人、メンバーに入れるという状況が生まれています。なので、今も選考しているんだけどみんな可能性があるからこそ頑張れているのかなと思っている。1、2年生はレギュラーになりたい欲が強い子たちが多いと思います。特に2年生はすごいから、何人もそう言った子がいるから、刺激をもらって、同期で練習行ったりラウンド回ったりトレーニングをしたりしています。

4年生は来年の春に向けて少しでも残せるものは残しておきたいなと思っています。見せられるものは見せておこうと。4年生はそんな感じでモチベーションを維持しています。男子はそんな感じかな。

 

田中)女子は、ここ1、2年Cブロック昇格という目標を掲げていて、今年は無理だけど来年の春に必ず昇格できるように、今年の秋は1位を取って自信につなげられればなというモチベーションはあります。

ゴルフ部の魅力

ーゴルフ部の魅力は?

 

田中)大学生のゴルフは、団体競技なんだけど個人競技という要素がすごく強いと思う。部員全員が仲間だけどライバルでもある。私はそれが一番の魅力かなと。普段からお互いに刺激し合える関係性であり、リーグ戦になったらそれが仲間になって、もし仲間が一打悪く撃った分、自分が一打よくあがろうと思う。補う関係。これがゴルフならではの魅力だと思います。「立教大学体育会ゴルフ部」ならではの魅力としては先ほども言ったように、男女ともに初心者でも活躍できるという環境があるところだと思います。

 

青木)ゴルフっていうスポーツは他のスポーツと違って、個人で結果を出すところ。それは個人スポーツならではだなと思います。団体スポーツだと味わえない部分。だけど、リレーとかと同じで力を合わせてスコアを出すという団体の面もあるので。自分は中学高校とゴルフ部だったけど、大学に入って一番違うなと思ったのは団体感というか、みんなで頑張る感じが強いなと思いました。大学のゴルフはみんなで走ってみんなで練習する。みんなでやる部分が多いから、一見個人スポーツに見えるんだけど、そういうところが魅力かなと。「立教大学体育会ゴルフ部」だと、一応礼儀マナーをモットーというか大切にしている部分です。この前も選考会場ですれ違うたびに挨拶してたらそれを見ていたおじさんが「大学生はたくさん挨拶して、俺らも挨拶しないとだなぁ」と言っていて。やっぱり、挨拶っていいことなのかなと思って。そういうものが徹底されているから、社会に出ても通用する人材になれるのではないかなと思っています。

10/25より始まる秋リーグ

ー最後にリーグ戦に向けて

 

田中)女子はレギュラーのメンバーが4人という限られた人数だけど、今そこに向けて経験者初心者共にレギュラーに入れるように頑張っているので、リーグ戦は来年の春に向けた自信になるような結果をレギュラー陣だけじゃなくて応援も含め、結果を出せるように頑張りたいなって。あと1ヶ月頑張ります!

 

青木)男子に関しては昇格降格が無いからこそアグレッシブに行けるリーグ戦なのかなと思っているから、昇格降格が無いからモチベーションも低くなってしまう反面、いい意味でアグレッシブに、プロ予備軍みたいなのがいる中で昇格降格気にせずやれるのは今年で最後だから、もしかしたら歴史に名を残せる位の結果を残せる可能性もあるから、1つでも1打でもいいスコアで上がれるように頑張りたいなと思います。ほんとうに悔いが残らないよう頑張りたいと思います!

 

(10月25日 取材・編集 赤木友理香)

 

<p class=”well”>「立教スポーツ」編集部では現在の活動状況を鑑み、10月号は紙面の発行を行わず、Web記事(クローズアップ)での情報発信をする運びとなりました。取材にご協力いただいた各部の皆様、ありがとうございました。</p>

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