【男子ラクロス部】決定力に課題、勝利はリーグ戦にお預け

◆2020年 中立定期戦◆

8月28日 対中大 浦安市運動公園 陸上競技場

昨年から開催された中立定期戦。1年前のリベンジを果たすべく、紫の戦士たちはグラウンドに駆け出した。
〈第1試合 立大A vs中大A〉

ボールを運ぶ#10土田(現3)

「敗戦続きというのもあって今日勝ち切りたいところだったが、結果が出ていない」。主将の#99立川(社4)は、試合をこう振り返った。開始直後から中大に主導権を握られ、苦しい立ち上がり。なんとか流れを引き寄せようと#0田中(現4)を中心にオフェンス陣が奮闘した。それに応えるように、立教の守護神#44松葉(営3)も次々と好セーブを見せる。しかし、相手の積極的なプレーに押され、第2Q終了時で0対2。2点を追う展開となった。続く第3Q、#10土田(現3)と#97桜井(済3)のショットが決まり、一時同点に。スタンドに駆け付けていた保護者たちも大いに湧き、応援にも力が入る。勢いそのままに#8畑(社4)#10土田#42丸山(済3)もゴールポストを狙い続けたが、課題である決定力不足に悩まされ、2対5で試合を終えた。

〈第2試合 立大B vs 中大B〉

相手を交わし、ゴールに詰め寄る#30藤井(済3)

第2試合、先制したのは中大だった。しかし、立大も負けずに食らいつく。第1Qを0対1で終え、続く第2Q。開始4分、#22澤木(観3)がゴール裏から回り込みショット。惜しくもゴールポストを捉えることはできなかったが、プレーでチームを勢いづけた。これを皮切りに、立大オフェンスも果敢にゴールに詰め寄り、力強いショットを放った。2点ビハインドで迎えた第3Q、#26渡辺(法3)がこの試合初得点を決める。だが、白星への道のりは簡単ではなかった。最終第4Q、#88早川(済3)が積極的にボールに絡み、ディフェンス面で活躍を見せたものの、相手の猛攻を止めることができず、黒星を喫した。

2週間後にはいよいよリーグ戦が開幕する。「今年は必ず日本一を取りたい。全員勝因にして勝っていきたい」。副将の#3後藤(営4)はそう強く意気込んだ。これまでの悔しさをバネに、“勝ち”にこだわるSAINTSの活躍に期待がかかる。

(9月3日・大類遥)

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