【軟式野球部】今季初勝利!「恐怖の2番」篠田佳は連発3打点!

◆2020年度東京六大学軟式野球 秋季リーグ戦◆

9月3日 対慶大 小野路球場


開幕戦で法大に悔しい敗戦を喫した立大。第2戦の相手は慶大。去年リーグ戦優勝を果たしている強豪から今季初勝利を飾り、流れに乗りたいところだ。試合は初回、初球で出塁を許し、慶大4番・中村(4年)に直球を左前に運ばれ先制される。

直後の1回裏、立大は流れを渡さない。先頭・成井(コ3)が甘く入った直球を捉え、安打で出塁。2番・篠田佳(済3)が初球を左翼スタンド中段に当てる大きな2点本塁打ですぐに逆転。わずか6球での逆転だ。その後も、3回、8回にも追加点をあげ突き放した。投げては先発・佐々木(済3)が尻上がりに調子を上げ、6回3失点でクオリティスタート(QS)を記録。その後は2番手・山田(営3)は走者を出しながらも、点差を守り無失点で試合を締めた。

この試合神がかった打撃でチームを引っ張ったのは篠田佳。2打席連続本塁打で3打点と大暴れした。
1回裏、先頭の成井が安打で出塁。「相手の先発は変化球でストライクが取れないと分かっていたから、直球に狙い球を絞っていた」と篠田佳の狙いは明確だった。内角甘めに来た直球を振り抜き、あっという間に左翼ネットに打球を突き刺し、電光石火で逆転へ導いた。
2打席目は3回。先頭打者で回ってきた。「変化球を狙っていたがストレートの甘い球が来た」とこれもまた初球。1打席目とほぼ同じコースに来た直球に反応し、2打席連続の本塁打となった。

「本塁打を打てると思わず、堅実な打撃をしたい」。エンペラーモードに達した男は冷静だ。次戦は10日、対東大戦。恐怖の2番打者として六大学軟式野球界に新たなトレンドを巻き起こすかもしれない。

(9月4日矢作峰士)

◆秋季リーグ戦今後の日程◆

  • 9月10日 対東大 (小野路球場)
  • 9月16日 対法大 (小野路球場)
  • 9月25日 組み合わせ未定 (小野路球場)
  • 9月26日 組み合わせ未定 (ネッツ多摩昭島スタジアム)※無観客
  • 9月29日 組み合わせ未定 (戸田市民球場)
  • 10月3日 組み合わせ未定 (ネッツ多摩昭島スタジアム)※無観客

以後の日程は未定

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