【陸上競技部】明日、上野駅伝監督体制初の箱根駅伝予選会!登録選手全14人に迫る ~1年生編~

金城快(コ1=作新学院)

1年生メンバーの中で一番持ちタイムの良い金城。チームのためにどんな走りを見せるか

◆自己ベスト◆
5000㍍:14’50”93 (2019年9月22日)
10000㍍:33’04”82 (2019年10月5日)
◆インタビュー抜粋◆
−予選会に対する思いは
プロジェクトが始まって1年目になるので、だんだんステップを踏んでいくにあたって、何事に対しても第1歩目っていうのは大切になると思うので、そういう思いを持って走れればいいと思いますし、1年生なので物怖じせずに自分の力を出せればいいかなと思います。

−メンバーに選ばれたときの率直な感想は。意気込みも
しっかり順調に練習は積めていたので、メンバーにしっかり絡んでいくのはもちろんのことで、チームに貢献できるかどうかっていうのが自分の中で大切になってくるな、と思っていたのでチーム目標を達成するために自分がしっかり走れればいいなと思っています。選ばれるっていうよりも、チームに貢献するっていう方に気持ちが傾いていましたね。

−目標タイムは
正直イメージ湧かない部分もあるのですけど、チーム目標が平均出すと1人66分半なっていて、自分の場合そこに貯金を作れるじゃないですけど、そういう走りが出来たらいいなって思っているので、66分前後を狙いにいきます。

−レースプランは考えているか
しかけるっていうよりは、同じペースで押せるとこまで押すっていうのを今頭の中で考えています。ラストは自然と何とか上がると思うので、粘れるのが持ち味だと思っているのでとことん粘りたいなと思います。

−夏合宿どうだった
距離も合宿期間も今まで経験したことない長さでした。でもあんまりキツイとか、そういう固定観念は持たないでいこうと思っていて、監督も長い期間で全体的にちゃんと消化できるようなメニューを組んでくださったので、ほんとに充実した練習になったかなと思います。

−今年の立教ってどんなチーム
すごくフランクな感じで自由にやれていますし、単純に仲が良い。でもしっかりやるときはやるっていうオンオフが切り替えられて、ほんとに居心地の良いチームですね。

黒田航世(コ1=小林)

「4年生の分まで走る」と責任感の強い黒田。チーム目標の20位に貢献できるか

◆自己ベスト◆
5000㍍:14‘56“88 (2019年9月22日)
10000㍍:33‘36“71 (2019年10月5日)
◆インタビュー抜粋◆
−予選会まで10日
とりあえず14人のメンバーに選ばれてはいるのですが、そこに入れなかった4年生もいるので素直には喜べないかなと思います。その4年生の分まで走らないと。

−上野監督の指導
上野監督はまだ年齢も若いですし、引退はしていても走っているので、第一線で活躍されていて非常に実績もある方なので言葉に重みがあるというか。世界を経験して自分たちの走りにも繋げてもらえるアドバイスをしてくださっていると思います。あとは上から押し付けるような指導じゃなくて、自分たちで考えさせるような指導をしてくださっていて、自分たちの中で工夫できるような練習をしています。

−どんなことを言われた?
自分は夏合宿に入る前の6月・7月の時点で全然調子が良くなくて、練習でも走れていなかったのですけれど、そういう時に激励っていうか。自分はそのとき甘いというか、気持ちの面で怠けている部分もあったので、「今のままじゃ予選会も走れないしその先も今の気持ちだと伸びないぞ」っていう風に言葉をもらって、そこからスイッチが入っていったかなと思います。

−夏合宿は距離を積んでいる
そうですね、かなりきつくて、量的にもきついですし、山梨はコースクロスカントリーコースっていう起伏あるコースを走ったので、同じペースでも起伏があるとだいぶ違って、きつい1ヶ月間だったかなと思います。

−夏越えて今の調子は
かなり自分の中でもいい調子が続いていいなと思っています。2回目の合宿終盤の方はあまりいい走りができてなかったのですけれど、合宿が終わって東京に戻ってきてから調子が戻ってきていて、それが今も続いていい調子になっているので、予選会まで維持させたいなと思います。

−予選会の目標
自分の場合、タイムは設定していなくて。リズムに乗って走り切るっていうのが目標です。後半が崩れやすいので最後の5キロを粘れるようにするっていうのが目標です。

−レースプランは
10キロ、半分くらいから徐々に足にも来ると思うので、公園の起伏とかあると思うのですけれど、足を使わないように、無駄な動きをせずに足をためておいて走りきれば結果もついてくるかなと思います。

−走りの持ち味
自分はどちらかというと長い距離よりも短い距離の方が得意だと思っていて、ハーフはあまり活かされないかと思うのですけれど、最後の1キロ、500メートルで誰かとせったときはスプリント能力では自分は負けないっていう自信があるので、そこは活かして1秒でも早く行くっていうのを発揮できたらいいなと思います。

−プレッシャーは
外れた4年生もいるので、変な走りはできないとは思っているのですけれど、自分自身はまだ1年目ですし、この舞台をまず経験するっていうことが大きいと思っているので、あまり気負いすぎても走れないと思うので、予選会っていう大会を楽しむってことを一番に考えています。

−意気込み
走れるって決まったわけではないのですけれど、選ばれるのであればチームの合計タイムが結果になるので20位に貢献できるように1秒でもはやくゴールにたどり着くっていう気持ちで頑張りたいです。

後藤暸太(文1=久我山)

失敗を恐れない強さでチーム10位以内にチャレンジする後藤

◆自己ベスト◆
5000㍍:15‘10“11 (2017年12月3日)
10000㍍:33‘08“85 (2019年10月5日)
◆インタビュー抜粋◆
−今の調子
夏合宿終わってから調子が上がってきて記録会とかで悪いタイム出してしまったのですけど、先週くらいから自分的には調子が上がって、自分は今メンバーに入れるかどうか微妙な所にいるのですけど。今日結構厳しめの練習だったのですけど、設定タイムをクリアすることが出来たので、調子は自分的には凄く上がっていると思います。

−上野さんの練習で成長を実感している
上野さん去年の12月に就任して、僕は監督が変わる前のチームの雰囲気を分かってないのですが、監督は自分たちに合ったメニューを…監督自体凄く速い人で、どんどん強くしなきゃいけないのでどんどんタイムも厳しくなるかなって思ったのですけど、自分たちの強さにあった設定にして下さるので、以前と比べることは出来ないのですけれども、凄い監督のメニューは凄く合っていると思いました。

−記録会の出来は?
自分の中では5000ではベストも出せないで、10000は初めて出たのですけどかなり悪い結果だったのですけど、夏合宿では自分中で出来たイメージだったので記録会はダメだったのですけど、予選会に向けるっていう意識だけはずっと持ってきたので、記録会はダメだったのですけど予選会まで10日あるのでさらに調子を高めていければ、しっかり力をつければチームに貢献できると思うので、そこをしっかり意識したいです。

−自分の走りの持ち味は?
きつくなってからの粘りが自分の中では持ち味だと思っています。スピードはないのでスタミナ面では自分の長所が生かされると思うので、ハーフとかの長い距離だと自分の持ち味が発揮できると思います。

−初めての予選会
自分の中では大学に入って初めての予選会とハーフっていう長い距離になるのですけど、凄い21キロっていう距離のイメージがもてていないのですけど、夏合宿だったり25キロ走だったり距離を積んできたので、そこら辺は自信を持って。1年生なので失敗を怖がらずにチャレンジして行きたいと思うのですけど、お世話になってきた4年生の先輩の最後になると思うので、そういった意味でもただ入って失敗するのではなくしっかりチーム十番以内に入ってチームに貢献するってことをしっかりしたいと思います。

−チームでどのような存在になりたい?
なかなか高校の時だったりとか実力がいつも伴わなくて、走りで上手くチームを引っ張って言うことは出来ないのですけど、普段の行動だったり生活の面だったり競技とは違う心の持ち方だったりチーム全体だったり来年入ってくる後輩の手本になりたいです。

−予選会当日の目標タイムと仕掛けるポイント
試走は1回したのですけど、上手く全体のコースは把握してないのですけど、駐屯地終わってから公園に入ってからのアップダウンがキツいって言っているのですけど、自分はアップダウン特に上りが得意だと思っているので、そこで後半みんなきつくなってくると思うので前をどんどん抜かしていけるような走りをしたいと思います。
目標タイムは68分を目安に頑張りたいと思います。

辻京佑(文1=札幌西)

一般受験勢ながら夏に急成長を遂げた辻

◆自己ベスト◆
5000㍍:15‘08“53 (2019年9月22日)
10000㍍:32‘21“49 (2019年10月5日)
◆インタビュー抜粋◆
−初の予選会
自分は合宿でCチーム、一番下からの練習で。しっかり足を作るところから始めた結果メンバーに選ばれて、走る可能性があることはすごく嬉しいです。そして上の学年の人たちを破って来たからこそ頑張らなければならないなって思いがあります。

−日体大記録会は15分3秒
もともと自己ベストが15分45秒で、あの大会では14分台を出すっていうことよりかは、自分の力をしっかり出すってことが重要だったので。あのレース展開を考えれば、次くらいには14分台が出ると思う。しっかり実力を出せたという意味で、あのレースは及第点だったかなと思います。

−急成長。要因、実感は
春先は僕自身、受験期間にあまりやってなかったので出だしが遅れて。1、2ヶ月はジョギングのみのダイエット期間のような感じで、でもしっかりそこで長い目で見て、焦ることなく上野監督も待ってくれましたし、淡々とメニューをこなせるようになった結果かなと。

−一般受験
そうですね。もともと教育に興味があって、教育学を学びたいと思って。まぁ運良く受かって、奇跡的に(笑)。池袋キャンパスですけど、しっかり座キャンでの練習にも参加して。時間がない中でも監督は練習を任せてくれるので助かっていますし、自分自身で頑張れています。

−北海道出身。一人暮らし?
いや、ちょうど実家もこっちに引っ越すタイミングなので、こっちが“地元”ですね。

−生活の変化
今の時期だと北海道は一回雪が降ってしまう状態で、もうシーズンオフっていうイメージだったので、今からが駅伝とか長距離の本番っていうのがちょっと違う、周期的なものが。ちょっと環境の違いが、まぁ雪が降らないのはありがたいのですけど、自分で練習を考えないと怪我をしてしまうので。

−最近は気温の変化が大きい。普段の生活は
最近はマスクをちゃんとしますし、人混みが多いところも避けていますし。あとは、まだ寮生活は始まってないですけど早く寝ようかなって。やっぱり休養も大事なので、休むときはしっかり休むようにしていますね。

−本番は
ハーフを走ったことがないので未知な部分も多いですけど、しっかり練習をして来たので決められたペースでしっかりと押し切るのが、上げ下げでなく、一定のペースで自分と相談して走れるかが重要かなって思います。

−目標順位、タイム
チームとしては20位っていう目標があるのですけど、自分自身タイムはあんまり考えてなくて。タイムを考えすぎると固くなるので、しっかり自分の力を出し切れば目標は達成できるので、66分〜67分で20位、しっかり今シーズンの練習の成果を出し切ることが大切だと思います。

−持ち味、強み
キツくなって来たときのメンタル、気持ちの面でCチームから這い上がって来たので、しっかりと気持ちを合わせていけば。あとは、ラストスパートは自信を持っているのでそこを10日間で少しでも速くなるような調整をしたいです。

−キツイ練習を乗り越え、チームの雰囲気は
去年の状態は知らないですけど、いい意味で強制感がないなって。朝練とかも各自で、みんなに任せてくださるので、選手に一任されている部分がある。なので、選手たちも頑張ろうって思えています。あと、雰囲気は強豪校の厳しいっていう感じより、練習はしっかりやっていますけど、明るさ、楽しむっていうモットーを忘れてないのは良い面かなと思います。

−4年間を見据え、今年は基準に
入部当初は身体作りがメインで、思ったよりも成長できているので嬉しいですけど、そこで落ち着かずにしっかりと上を見据えて、予選会ではしっかりと力を出して。今後はレース毎に100%の力を出すことが大切だと思います。

−独特な雰囲気
自分はあんまり特別に捉えてなくて。やっぱり練習して来たので、自分ができることをやって来た自信があるので。スタートに立ったときは、その自信を持って、緊張もなく走れるかなって思います。

−最後に
あと二人削られますけど、出るとした20位という目標に貢献できるように。記録会とは違って自分のミスがチームに響くので、足を引っ張らないように。自分は下位層なので、中間層、上位層の選手を脅かせるような走りをしたいです。

(10月25日 編集・小松勇斗/インタビュー・中野陽太、小根久保礼央、小松勇斗、藤部千花、日野雅由子、田川怜奈、濱渡晏月)

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