【軟式野球部】あと一本が出ない…秋春王者に惜敗喫する

◆2019年度東京六大学軟式野球秋季リーグ戦◆

9月2日 対明大 市営立川球場


開幕戦サヨナラ負けと悔しさの残る立大は今春と昨秋の王者・明大と対戦。何度も得点圏に走者を進めるも、あと1本が出ず秋季初勝利とはならなかった。

立大の先発は開幕戦・慶大戦同様・梅島(コ3=日本大学)。5回までに無四球、被安打1というエースたる投球内容であった。梅島の好投に応えたい打線は4回に無死二、三塁のチャンスを迎える。何としても先制点を挙げたかったが、4番安藤(現3=國學院久我山)が右飛に打ち取られ、続く丸田(法2=静岡)の打席でエンドランを敢行するが、相手バッテリーに挟まれて走者2人が憤死。好機に得点をあげることができなかった。また、続く5回も無死3塁から続く3人が凡退し、なかなか得点に結びつけることができない。

好投を続けていた梅島だが、7回に2死から三者連続で安打を浴びて先制点を献上してしまう。8回にも暴投などで1点を失い、2点ビハインドで最終回へ。先頭の梅島、中澤(社3=立教英国学院)が安打で出塁。一打同点の場面を手にするも、後続が続かず、完封を喫した。得点圏に走者を進めるも、高校時代に関東大会優勝経験のある相手先発・河瀬の前にあと一本が出なかった。先発・梅島が好投していただけに、悔しさの残る試合となった。終わってみれば2−0。それほどの大差ではない。昨秋・今春と2連覇を果たした明大との戦力差はさほどないほどを示した。リーグ優勝・東日本大会出場を目指して、これからも汗を流し続ける。

好投を見せた先発の梅島


(10月9日・渡邊大樹)

◆コメント◆
選手兼任監督・松田啓(文3=札幌北)
ー今日の試合を振り返って
今日の試合まぁちょっと僕が悪いですね。8回のパスボールとかもそうなんですけど、けっこう采配面でも迷いがあって、選手たちを迷わせたかなという感じはありますね。

ー4回に挟まれたときは
あの時のサインはエンドランを出してて外されて、三塁走者はラインアウトで横に出すぎたのでアウトになって、一塁走者の僕はそれが聞こえなくて、三塁走者が還ったと思ってたので挟まれてアウトになろうとしたら、既に三塁走者がアウトになってたのでどっちにアウトになってダブルプレーという感じです。あれ勿体無かったですね。

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