【ソフトテニス部女子】因縁の相手、慶應にあと一歩及ばず

◆第69回東日本大学対抗ソフトテニス競技大会◆

6月30日 千葉・白子サニーテニスコート


選手を応援するチームメイトたち

大雨が降る中、大学対抗戦が行われた。立大の初戦の相手は順大。格下相手にも気を抜くことなく、初戦を難なく突破した。続く第2戦は相性の悪い慶大。ここ最近の対戦成績では1勝2敗で負け越しているため、何としてでも勝ちたい相手。強豪相手に粘りを見せるも、勝ち切ることはできず、ベスト8どまりとなった。

初戦の順大戦を突破し、強敵慶大との対戦。1ペア目は、安定感のある前山(現1)・森本(コ2)ぺア。初戦の順大戦で唯一、1セットもとられず完封勝ちをしたペアであった。しかし、そのペアをもってしても慶大から1セットしか奪うことができず、あっけなく敗戦。後がない立大の次のペアは寺戸・石田ぺア。この日初めてペアを組んだ2人。勝敗はこの2人にかかっていた。

笑顔でハイタッチを交わす石田(文1=左)と寺戸(文4)

今回のリーグ戦では、先に4セットを取ったほうが勝利となる。取っては取られるシーソーゲーム。6セットを終え、それぞれが3セットずつ取り、勝敗を分けるのは第7セットとなった。1ペア目を取られている立大は、このペアが負けると3ペア目に回せない。何としてでも勝ちたい局面。
第7セット1点目を相手に取られるも、そこから立大が連続得点。立大が流れを掴み、そのまま立大ペースで試合を終えたい。しかし、あと一歩が届かなかった。慶大が試合後半に怒濤の追い上げを見せ、8-10で敗れた。これにより、立大はベスト8で試合を終えた。
宿敵慶大にかなわなかったものの、粘りを見せ、あと一歩のところまで相手を追い詰めた。次の戦いはインカレ。「練習の100%出せるように頑張りたい」と試合後、期待の新人・石田は試合を振り返った。今大会は1年生の活躍が目立った。今後も1年生の活躍から目が離せない。
(7月5日 中村このみ)
◆コメント◆
石田
―インカレでの目標は、練習の100%を出すのは難しいのですが、100%出せるように頑張りたいなと考えています。

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