【アイスホッケー部】1点差まで詰め寄るも及ばず、13位決定戦へ

◆秩父宮杯第67回関東大学アイスホッケー選手権大会◆

4月14日 対青学大 ダイドードリンコアイスアリーナ


竹高(法3)はアタッキングゾーンで田中(営2)のパスを受けると、吉田の方に視線をあげた。竹高のパスを、逆サイドで構えていた吉田が振りぬいた。「自分の所に来たら打つだけだと思っていました。パスを出した成嘉(#71竹高)が良かった」。2P17分7秒、青学大の2人がペナルティー。5対3の状況で吉田が決め1点差まで詰め寄った。
昨日の神奈川大戦も同じような展開で敗れた。竹高の2ゴールで1点差まで詰め寄り、3Pには6人攻撃を仕掛けるも追加点を奪われた。今日も両チーム1人ずつをペナルティーで欠いた2P19分3秒に3点目を奪われ、最終的には3点差がついた。「1点差まで競る展開に持っていけたのは良かったが、そこから同点に追いつく・追い越す力がなかった」。

大嶋(営2)は1Pを2失点で防いだ

両チーム通じて13回のペナルティーが出る試合だった。パワープレーやキルプレーでは出る選手が限定される立大は、主力選手が体力を消耗した。「うちはターンオーバー(相手へ攻撃権が変わること)が多い。人数が不利な状況で仕掛けられる。それで合わせが遅れて、スティックが引っかかり反則になる」と田中。スティックや足などを使って相手選手を氷上につまずかせるトリッピングがチームの8つのペナルティーの半分を占めた。
大会は残り1戦。主将・上床は「前回より成長した姿を見せようと思ってやっていて、段階段階で上がっているのは良かった」と手応えを感じている。秋のリーグ戦で5年ぶりの勝利を挙げるために今は一歩一歩進んでいく。

パックを受ける熊木(文3)

(5月14日・大場暁登)

◆コメント◆
#88 上床(社4)
「1点差まで競る展開に持っていけたのは良かったのですが、そこから同点に追いつく・追い越す力というのがなかった。人数が少ないので難しい場面もありますが、反則を減らすところから直していきたいです」。

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