【野球部】慶大インタビュー

郡司 裕也選手(環4=仙台育英)
ー秋季リーグを振り返って
最後、優勝がかかった早慶戦まで行って、結果負けてしまったんですけど、本当にそれが悔しくて…。勝てると思ってた自分たちがいて、やることをやれるだけやったリーグ戦だったので、その分だけショックがさらに大きかったなっていう感じですね。

ー練習始めまではどのように過ごした
基本は自主練習、毎年自主練習という形で任されているんですけど、今年はそれだけじゃ足りないなっていうのを選手間で話し合って。週2回は絶対に集まって練習するようにして、2月に入るようにはしました。

ーリードの際は何を考えている?
特に慶大なんかはコマ数が多いなんて言われてるんですけど、ある特徴を持った投手が多いという感じなので、個々の長所を存分に生かしていくようなリードを心がけていますね。

ー秋季で立大と対戦して、一番怖かった投手と打者
投手はやっぱり田中誠也(コ3=大阪桐蔭)。秋は本調子じゃなかったと思うんですけど、その中でもやっぱりまとまった投球をしてきたので。今は監督からも、立大は初戦じゃないですか、田中誠也を意識しろって言われて、そういうスタンスで練習してるので。ウチで今一番意識してる投手ですね。打者で言えば、これも秋で言えば、慶大戦の時だけだったのかもしれないですけど、三井(コ2=大阪桐蔭)が捕手としては怖いなっていう感じで。振ってくるバッター、一発があってブンブン振ってくるバッターは一歩間違えるとホームラン行かれるので、怖いなって思います。

ー今年の慶大はどういうチーム
経験者が多くて、去年から出てるメンツが多い。実力だけで見れば、そんなにレベルは他大学と変わらないと思うので。バッティングにしろ、昨年は3割台は誰も打ってなかったですし、投手でいえば、高橋佑(慶大3年=湘南藤沢)しかウチでは使える投手がいなかったですし。今、誰が出てくるかわからない状況ではありますけど。

ー郡司さんの後に来そうな捕手
2人のどっちかになると思うんですけど、植田響介(慶大3年=高松商)っていうやつと、福井章吾(慶大2年=大阪桐蔭)がどっちかなっていう感じですね。

郡司裕也(ぐんじ・ゆうや)1997年12月27日生まれ。環境情報学部4年。右投右打/捕手/仙台育英/180㌢85㌔
趣味はボウリングで最高スコア246の持ち主。強肩の起源はボウリングにあったかもしれない

柳町達選手(農4=慶應義塾)

ー今年のスローガンは?
スローガンは鍛勝。強く雄々しくって意味なんすけど。鍛錬のたんに勝つ。鍛えて勝つって言うスローガンで。タフさを磨いて勝つって言うのと、目標はやっぱり早稲田に連勝で勝つっていうので、そこが決まったテーマですね。

ー個人の目標は?
最後のシーズンですけど、100安打が近いので、その100安打を春のシーズンで達成するっていうのが個人の目標ですね

ー冬で重きを置いた目標
重きを置いたのは守備ですね。今サードの練習をしているんですけど、そこの内野手になったのでというか、今サードの練習を冬の間をひたすらやってきたっていう感じですね。

ー慶応の特色
今年のチームはリーグ戦経験者がけっこう多いので、そういう面でのプラスと、個々の能力は劣ると思うので、チーム全員で勝つっていうのがチーム力で勝つっていうところが自分のチームの強みだと思います。

ー次くる選手
次くる選手としてまさきとかが、スタメンを取るんじゃないかな。とか、あとは今選手層けっこう厚いので外野手が。誰が出るかわからないっていうのが注目ポイントかなとは。誰が出ても遜色ないって感じはあるかなと。

ー日本代表の合宿で差を感じたといっていたが、武器を手に入れることはできた?
ミートっていうのは自分の強みで、そこは変わらずというか、できてて、ストレートに振りまけないというか、スイングスピードというか、そういうところは最近徐々に手に入れてきたのかな。もう一つの強みなのかなとは思ってきてます。

ースイングスピードのためにどんな練習をした
どうやったら早く振れるかなっていうのをちょっと測る機械があるんすけど、そういうのでいろんなスイングを確かめながら振ってみたり、あとはやっぱり数をこなすというか、それでちょっと最近早くなってきました。

ー最後に野球の楽しさ
やっぱりうまく行かないこととかなかなかできないこととか、けっこう多いと思うんですけど、そこで負けるというか辞めるんじゃなくて乗り越えて、チームが勝ったりとか優勝したりした時の喜びか楽しさというかやっててよかったなっていうことにつながると思うんで、野球の楽しさというかそういうところは勝ったときに味わう1番の喜びが楽しさなのかなと思います。

柳町達(やなぎまち・たつる)1997年4月20日生まれ。慶大農商学部4年。右投左打ち/
外野手/慶應義塾/180㌢72㌔。
春、100安打達成の快挙を目指してバットを振る。達成となれば六大学野球32人目となる

関連記事一覧