【ホッケー部男子】〈引退特集〉勝利の女神もついに引退〜マネジャー塩野真由美〜

昨年秋、立大ホッケー部男子は東大との入替戦を以ってフィールドを去った。3人の選手、2人のマネジャーと、他学年に比べて少数精鋭だったが、春季5位から巻き返しを図り、見事に秋季では優勝へ導いた。そんな英雄5人たちの4年間を振り返る。今回はマネジャー塩野(法4)について特集する。

選手と共に4年間フィールドを駆け抜けた塩野

チーフマネジャーを務めた相川(文4)と共にチームを4年間支えたマネジャーといえば「みーぬ」こと、塩野真由美(法4)だ。彼女もまた、中田(文4)を初めとする同期、先輩後輩を鼓舞し続けてきた。

「自分の仕事が見つけられるかなと思って入部しようと決めた」。かねてから体育会のマネジャーに興味があったため、星の数だけある立大体育会のマネジャー業を一つずつ吟味した。その中で「部活自体の目標もちゃんとしてるし、マネジャー自体の人数もそこまで多くなかった」との理由でホッケー部男子に入部した。

4年間フィールド外でチームを見てきた彼女が気づいた立大ホッケー部男子の強みがある。「特別強い選手が1人いるとか、コーチに言われていろいろやるんじゃなくて、選手一人一人がちゃんと自分の目標を持って全体の目標に向かって努力しているので、自分で行動する力があるなと思う」。昨春は5位に終わり、チーム内でもコミュニケーション不足から上級生と下級生の衝突が起こった。4年生たちはなんとかしてチームを建てなおさねばと夏合宿では縦割りを導入、積極的に食事に誘った。その結果、もう一度チーム全体の目標である「2部優勝1部昇格」を選手一人一人が再び強く意識し、最終的には2部優勝を果たした。

「自身にとってホッケーは?」という問いに、塩野は「宝」と答えた

「自身にとってホッケーは?」という問いに、塩野は「宝」と答えた。やりがいを求めて進んだマネジャーの道。時には嫌なこともあった。しかし4年間地道に業務に対峙し続け、終わってみれば、その経験は宝へと変わった。

ホッケー部男子には一つの都市伝説がある。みーぬさん(塩野)がベンチ入りすると立大は勝利するというものだ。その甲斐あって?塩野は学生生活最後の秋季リーグで2部優勝へと導いたのではないかと言われている者もいるらしい?

そんな勝利の女神もフィールドを去る。最後まで叶うことのなかった夢・1部昇格は後輩に託した。チームは96年を最後に1部から遠ざかっている。勝利の女神の期待を背に受け、チームは21世紀初の1部昇格を追い求め続ける。(3月31日・渡邊大樹)

 

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