【女子バレーボール部】秋リーグ初戦「笑顔勝利」で好調スタート!!

◆秋季関東大学女子3部バレーボールリーグ戦◆

9月16日 対成蹊大 中央大学第一体育館

得点を決め笑顔をみせる選手たち

立大がリーグ戦初戦を3-0のストレート勝利で飾った!初めての2部で実力を発揮できなかった春季リーグから4か月。3部降格の悔しさを、2部復帰への期待を、そして持ち味の「笑顔」を胸に、前だけを見て励んできた長い夏が実を結んだ。「立教のバレーボールがしっかりできた」。そう語る選手たちの表情にはあの「笑顔」が戻ってきた。
リーグ3日前、まさかの出来事があった。レギュラーメンバー加藤(社3)、そして熊谷(コ3)の怪我による離脱。「練習もあんまりはまってない感じで」。前日には弱気の虫が顔を出した。第1セット、6点目。乱れたサーブレシーブをセッター・植草(文3)がレフトへ。ネットすれすれに高く上がったトスへ杉坂(法3)が踏み込む。視界に入る成蹊大の2枚ブロック。相手との、くすぶる弱気の虫との勝負に打ち勝ったのは、杉坂のスパイクだった。この1点を起点に立大は波に乗った。7連続ポイント、一気に相手を突き放した。25-17で第1セットを奪う。

力を見せたのは上級生だけではない。安定したレシーブで守備の要を担っていたのはリベロ・坂本(観1)。「春リーグの間は先輩に頼ることが多くて、外から見て学年がわかる、1年生っぽいプレーが多かったと言われた」。それも今は違う。2セット目ではブロックカバーから攻撃へつなげ、一皮むけた頼もしい背中を見せた。3日前、急遽出場が決まった松尾(コ2)も速攻で積極的に攻める姿勢を示す。第3セットではブロックで相手攻撃を仕留め、チームを盛り上げた。「はまってない」、そんな不安を感じさせない活躍だった。

結果として3セットともに相手を20点以下に抑えた立大。キャプテンの石井も「私のチームになってから1回も勝ってなかったのでまずは良かった」と顔を綻ばせた。次戦も「自分たちのことをしっかり丁寧にやる」だけ。彼女たちの「2部復帰」への挑戦はまだまだ始まったばかりだ。
(9月23日・日野雅由子)

◆コメント◆
#1 石井
ーストレート勝ち、勝因は
乗れた要因としては、松尾がブロックしっかり頑張ってくれて、今4年生が出ていないんですけれど、周りの3年生とかもその中でリーダーシップを取ってくれて、2年生もそれについていってくれたので。全員が力を合わせられたのが波に乗れた要因だと思います。
ー次戦に向けて意気込みを
この秋リーグ、やっと始まったというか始まっちゃったんですけど、私も最後で、下の子たちもこの学年で最後の秋リーグなので。あの子たちは次に繋がるような結果、私たちは悔いの残らないような結果を。過程を踏んで結果がついてくればいいなと思っているので。とにかく秋リーグは全力で行ければいいなと思います。頑張ります!

#5 杉坂(法3)
ーチームとして今日の山場は
2セット目の中盤かな、相手と点数が開くまでにちょっと緩んだところがあって、1セット目も始まって途中で点差が開いて勝てたからその感じで行っちゃって、緩んだ時にやばいどうしようって一瞬焦っちゃって。でも一年生のリベロの子もしっかりあげてくれたし、同い年のセッターの子がすごく落ち着いてトスを上げてくれて、我慢して取り戻せたのは良かったかなと思います。
ー次の試合(育英短大)は
相手が1回も見たことのないチームで、今日もあんまり見れていなくて、わからないんですけれど、やることは変わらないかなと思うので、今日と同じように自分たちのことをしっかり丁寧にやっていこうと思っています。

#12 坂本
ー夏は
合宿とか、オフ中も筋トレ、トレーニングだけで集まったりとか、体づくりとかもあったりして、そういうのが自信になったかなって思います。

ー今季の目標
春の間は結構先輩に頼ることが多くて、外から見て学年がわかるみたいな、1年生ぽいプレーが多かったって言われたので、声かけを中心にもうちょっと積極的なプレーをできるように頑張ります。

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