【アメリカンフットボール部】今季全勝早大相手に大敗…。法大戦で雪辱誓う

◆2018年度関東大学アメリカンフットボールリーグ戦◆

10月28日 対早大 富士通スタジアム川崎

今季3戦を終え2勝1敗と好調のRushersは早大Big Bearsと対峙。今季全勝と波に乗る相手に大金星をあげ後半を幸先良くスタートさせたいところだったが、DF陣が相手のパスプレーに翻弄され45失点。対するOF陣も激しいプレスにいつものような攻撃ができず敗戦。今季2敗目を喫し、目標に掲げる日本一へ黄色信号が灯った。

Rushersのレシーブから始まった第1Q、RB#21林(文4)のランプレーで1度はシリーズを更新するが、QBサックなどで残り19y地点まで戻されてしまう。すると迎えた4thダウン、DB#1中谷(社3)のパントが相手DFにブロックされTDまで残り1y地点でBig Bearsに攻撃権が渡り、TDを決められてしまう。不穏な空気を払拭したいRushersはRB#2荒竹(法3)、#21林のランプレーを中心に着々とゲイン。K#37黒田(法1)がFGを決め差を4点に詰める。

先制点となるFGを決めた#37黒田

第2Q、点差を詰めていきたいところだったが、相手QBの正確なパスに翻弄されTDを許してしまう。その後の攻撃権、QBサックなどで思うように攻撃が出来ないOF陣だったが、#1中谷のパントを相手がファンブル。ラッキーな形でシリーズを更新する。この好機を生かしたいRushersは、QB#3若狭(社3)からWR#80河本(コ4)へのロングパスで敵陣24y地点でまで攻め込むが、敵陣17y地点で試みたギャンブルが失敗しエンドゾーンにボールを運ぶことができない。すると攻撃権を奪ったBig Bearsの30yTDパスが決まり3ー21で前半を折り返す。

第3Qで反撃の糸口を掴みたいところだったが、相手の勢いを止めることができず序盤にTDを決められてしまう。その後もOF陣は相手の激しいプレスにゲインを阻まれると、相手にFG、TDを決められ点差を大きく離される。第4Q序盤も悪い流れは払拭できずTDを決められてしまう。しかし終盤、攻撃権を得るとパスプレーを中心にエンドライン付近までゲインすると、#80河本への14yTDパスが決まり今日初のTDを決め観客席は今日一の盛り上がりを見せた。その後もインターセプトを決めるなど見所は作ったものの、TDを決めることはできず10ー45で敗北。今季2敗目を喫した。

思い通りのプレーが出来ずに敗戦したRushers。特にRBの2人はBig Bearsの激しいプレスにランプレーを阻まれた。「次戦までにRushersらしさを取り戻す」(市瀬ヘッドコーチ)と意気込んで次戦に臨む。相手は法大。今季3勝1敗と好調のチーム相手にRushersらしさをいかに見せるかが鍵となってくるだろう。

(10月28日・玉真拓雄)

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