【アイスホッケー部】 一歩ずつ前進

◆平成30年度関東大学アイスホッケーリーグ戦◆

10月13日 対大東大 ダイドードリンコアイスアリーナ

リーグ4戦目が行われた。相手は今季リーグ戦、4戦を終えた時点で負けなしの大東大。立大としては専修大、神奈川大と善戦を繰り広げただけに、期待のかかる一戦だったが、結果は1―11で敗戦となった。

「いつもの」展開だった。個々のレベルが高い大東大に、序盤から一方的に攻められる。1P、大宮(コ4)、竹高、梶原(法1)が攻撃の軸となり、ゴールを狙うも決定的なシーンは訪れない。4失点を許した。「(1Pは)反則が多くて、どんどん自分たちのリズムが崩れた」と梶原。続く2P。自分たちのプレーを取り戻し、失点を2点に抑えた。3P、1点が欲しい立大は力を振り絞り、何度もゴールに迫った。5分、大宮がドリブルする相手の隙をつきパックを奪うと、ゴール前まで運び、もみ合いの中、吉田のアシストを竹高が押し込んだ。その後、揺れるのは立大ゴールばかりで、終わってみれば大量失点。「本当にこのままじゃダメだなって思って。毎回言ってて、毎回ダメなんですけど」と梶原は悔しさを漏らした。

敗戦したものの、自身の成長を感じた選手がいた。3セット目の選手たちだ。3セット回しが可能になったのは今年の夏。「試合経験を積むことによって、だんだん動けるようになってきた」と3セット目を率いる安保(法4)は笑みをこぼした。1Pこそ出番が少なかったものの、2Pからはコンスタントに出場。アタッキングハーフでの試合を展開する場面も増えた。「今日の3セット目はすごく良かった」と梶原も評した。

次戦の相手は青学大。「うちより全然強いが、やれないことはない」と熊木(法2)。今リーグ戦、完封負けは一度もない。強敵にも得点をもぎ取る意地がある。次こそは悲願の勝利へ。

ゴールを狙う竹高(右)

(10月22日・彦坂秋恵)

◆コメント◆
#14尾池(済4)
「今日は3セットで回してくださって、大きな収穫だと個人的に感じています。結果だけ見れば点差が離れているけど、1Pも俺らは出てないし。失点はある程度抑えられたから。良かったかな」

#50 田中(現4)
「試合間隔が空いたことで、みんなが守備のこととか、神奈川大戦のいいところを引き継いで入れた部分と、入れなかった部分があったかなと思います。チームとして、ニュートラルゾーンで潰す守備や、組織的に数で守るということを徹底していけたらと思います」
#1 安保
「大量失点で負けて、10点差開いたっていうのは悔しいです。3セット目としては2、3Pは結構試合に出場できたので、嬉しかったです」
#77 熊木
「出だしから失敗してしまった感じがあります。今までいい試合をした専修や神大というのはお互いロースコアから始まって、そこで追いついたり追い越したりという展開でした。(今日は)いきなり1Pで大量失点してしまって、2P何とか取り返したが試合の作り方が下手だったと実感した試合でした」
#12 吉田
「いつも立教は守りを中心に、というプレースタイルです。でも自分的には点を入れないと勝てないと思っています。全員で守って全員で攻めることができれば勝てるかなと思います」
#17 梶原
「相手のプレーを見ていて、上手くて、憧れるような人たちなので、自分もそういうプレーができるような選手になりたいと思いました。普段の練習から自分磨きを頑張りたいです」

関連記事一覧