【サッカー部】またも勝ち点「1」! 自分たちのサッカー取り戻す

◆JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦 【2部】◆
10月6日 対関東学大 中大グラウンド

見事同点ゴールを決め熱い抱擁を交わす選手たち

この日の気温は30度近く、10月とは思えない程の暑さであった。後期リーグ戦が開幕して、はやくも4戦目。立大は、新たに勝ち点「43」を目標に掲げ、この日は目標達成のためにはなんとしても落とせない試合であった。14節を終えて4位。関東学大は5位で、実力が伯仲しているチームどうしの対戦であった。しかしお互い一歩も譲らず、1−1とまたも引き分けとなった。勝ち点1を取れたことは、大きな収穫となった。

試合は立大のキックオフでスタート。初めからお互いに、ボールを譲らない一進一退の攻防であった。そこではじめにチャンスを作ったのは立大。前半5分に、右サイドへのパス回しから桂島(法2=八千代)がシュートを放つも、ゴールキーパーにキャッチされてしまう。その後もお互いに、ゴール近くまでボールを運ぶが、ゴールネットを揺らすことはできない。給水タイムを挟むと、関東学大に攻められる場面が多く見受けられたが守備で魅せ、前半を0-0で終えた。

後半に入っても一進一退の攻防は続いた。試合が動いたのは、後半20分。関東学大に右サイドを突破され、ペナルティエリアから放たれたボールはゴールに吸い込まれ失点。しかし、ここから立大は何としてもこの試合を落とさないという強い執念を見せる。同25分に吉澤(コ4=都立駒場)に代わり佐藤誠(社3=前橋育英)、内田(現1=國學院久我山)に代わり原(営2=セレッソ大阪U18)が入ると、流れは立大へ。攻撃にかける時間が増えてくる。すると同39分コーナーキックに合わせてきた井上(法4=桐光学園)のシュートがバーに直撃するも、そのこぼれ球を戸澤(コ4=正智深谷)が押し込み、見事同点ゴールを決めた。試合後、「あの時は何が何でも追いつくぞという気持ちでした」と戸澤は語った。その後は立大が猛攻を見せるも、追加点を奪うことは出来なかった。

今回も前回に続き、引き分けとなった。まだ、今季に入って勝ち点3が取れていない。ただ、チームの状態は確実に上がっている。前期は2-3で破れた東京学芸大。次戦に期待したい。(10月6日・佐々木千織)

◆コメント◆

#7 戸澤千空(コ4=正智深谷)

―今日の試合を振り返って

負けている状況で勝ち点1を取れたことは今日の収穫かなと思います

 

―同点という結果についてはどうか

今まで勝ち点25を目標でやっていたのですが、それを1回達成したので、次は43を目標にしていました。なので残り8試合で6勝しようと思っていて、負けられない一戦だったのですが、今回の勝ち点1ではこの目標を達成するのは難しいかもしれないですが、0と1では全然違うので、勝ち点1を取れたことは満足はしていないですが良かったです

 

―同点シーンを振り返って

まだみんなで諦めずに、なにがなんでも追いつくぞという思いでした。泥臭く、どんな形でも一点は一点なので、良かったと思います

 

―次の試合に向けての意気込み

まだ後期が始まって、勝ち点3が取れていないので取りたいです。先週に比べて、自分達のサッカーができてきてきたと思うので、次は勝ち点3を取れるように頑張ります

 

#26 武智悠人(済2=駒澤大学)
―後期、初のスタメンどうして

3試合勝ちがなくて、結果が出てないので新しい戦術でいこうと。監督とキャプテンが話し合って勝ててないからこそ変えてみようって

 

―後期ベンチで見ててどう思った

まあ、自分を出さないから結果が出ないんだくらいの気持ちでした笑。一応いつでもいける準備はしてましたけど、4年生の2人がスタメンで。そういう意味では今日はチャンスだったので勝ちたかったですね

 

―前期、ボランチの相方が戸澤さんで今日は大塚だったが

千空さんよりドリブルしないし、タイプ的には自分に近くて、パスさばくタイプ。千空さんとコンビの時ほどじゃないけど基本的には自分がアンカーって感じで、守備重視でした

 

―後半、大塚と浅見さんが交代したとき自分だと思った?

最初の交代で切られると思ってました笑。失点に絡んだし、足もつってたので

 

―前期勝ってる相手、どんな印象

このリーグでもトップクラスに足元の技術が上手いチーム。去年の参入戦も負けてるし

 

―相手のカットインに苦労してた印象

そうですね。相手のドリブルが上手くて全然ついていけなくて。トップ下2人が上手くて、速かった。もっと縦切って止めないといけないんですけど。ちょっとボールに行きすぎました

 

―後半で動き良くなった、ハーフタイムの指示?

いや、具体的な指示はあまりなくて自分たちで話し合って修正して。前から行こうということで

 

―失点シーンについて

そうですね。トラップがデカくなってしまいました。確かに自分は上手くないの分かってるんですけど、それはやってかなきゃいけないので。瑠寧さん(井上)にも言われたんですけど、ビビってやってたら意味ないので。とにかく続けることですね

 

―失点して、気落ちは?

自分は失点に絡んだので、ちょっとありましたけど、みんなはチャンス作れてたのでそうでもない感じでした

 

―メンバーが大幅に代わった

今はサイドからの崩しをテーマにやってて、ボランチも両サイドバックも代わったし、新しい1年をスタメンに入って、競争という意味でも刺激をいれようって感じです

 

―ポジション争いについて

本当は今日勝って、アピールしたかったですけどそれ言ってもしょうがないので。自信はもちろんありますし、外から見るのは嫌なので、次もスタメン目指して1週間がんばります

 

#24 原大知(営2=セレッソ大阪U 18)

―今日の試合を振り返って

試合には出たいですね。それは思いましたね。最初から出られなかったので、とりあえずアップをしている時も自分だったらこうしているのになと思いながら見ていました。早く出たいという気持ちがありました

 

―ベンチスタート

シンプルに2敗1分しているので、スタメンも全体的に5枚も変わっているので、そこの中の1人になっただけだと思う。調子が良かったので悔しいです

 

―手ごたえがある中で

そうですね。この3試合青学大戦以外は自分の中で手ごたえがある試合をずっとできていたので、青学大戦以外はフルで試合に出続けられていたので、本当に悔しいです

 

―練習からわかっていた

そうですね。木曜日の紅白戦で、今週は水曜日でしたが、誰が出るか、スタメンが誰かというのが分かります。その時にスタメン組でなかったので、なんでだろうと思いながら一週間を過ごしました

 

―今週は水曜

はい。三日前ですね

 

―思い当たる節は

ないですね。ただ単にチーム事情じゃないですかね

 

―途中交代

1-0で負けている状態だったので、チーム自体は押せ押せの状態で、それに相手の足も止まってきている状態だったので、なにかしらチャンスを作ればワンちゃんあるかなと思っていました。そのチャンスを作ることができればいいな、というふうにプレーをしていました。しかし自分からチャンスというチャンスはできなかったです。でも調子自体は今まで通りというか、いい状態を続けられているので、来週試合に出たら頑張りたいと思います

まあ、途中出場のきつさというか、運動量が必要になってくるわけで、途中出場も他の人と比べて走れるのがあるので、その中でどれだけ自分の力を出せるかというのが難しいものだなと感じました

 

―ターンしてシュートの場面

(-ゴールには迫れていた)そうですね。

ボールスピードが遅かったので、入ればラッキーかなという感じです。あれに関しては

 

―スタメンに復帰するためには

試合で結果を残すしかないので、続いていく中で。来週の試合も、もし途中からとかスタメンで出られたらいいなと思います。その出た試合でいいプレーできたら次の試合につながると思うので、一つ一つの試合、紅白戦も含めて頑張っていきたいと思います

 

―勝ち点25の次の目標は

勝ち点43という目標を掲げました。43だったらここ3年間だったら昇格戦の可能性があるので。それを目標にやるというのが決まりました

 

―チーム状態は上がっている

そうですね。戦術を少し変えたところがあって、今までSBを全然上げないという形でやっていたのですが、SBをあげてボールを動かすというサッカーを取り入れていこうというようになっています。それに関してはつなげるところはつなげられてたし、クリアしたほうがいいところはしっかりクリアできていたので、その部分に関しては収穫であるし、これからも続けていって、℃の相手にも通用できるように練習からやっていければいいと思います

 

 

 

関連記事一覧