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【拳法部】意識したことはチームの雰囲気作り!全員拳法! 大門「気合入りすぎちゃった(笑)」

第29回東日本大学選手権大会

10月7日 日本大学文理学部 百周年記念館

大門を先頭に、戦いの舞台へ出陣する立大メンバー

10月7日、日本大学文理学部百周年記念館にて、第29回東日本大学選手権大会が開催された。1チーム7人団体戦形式の今大会。立大からは本間(現4)、程(コ4)、大門(理3)、秋山(文1)、野村(観1)が出場。残り2枠は欠場した。試合では大門、秋山が活躍。勝ち星を挙げたが、結果は2-5。終始チームの雰囲気は良かったものの、勝利とはならなかった。

攻めの拳法で、相手を圧倒した。先鋒は道場監督であり、次期主将の大門。試合開始のブザーが鳴った時点で、アクセルは全開だった。疾風怒濤の攻撃で流れを完全に掌握。勢いがつきすぎたせいか開始17秒に一本は取られたものの、27秒に胴突き、40秒に面突きを決め、一気に試合を終わらせた。その姿はまさに雷神。雷神・大門。試合後、ベンチに戻った大門は「気合入りすぎちゃった」と笑顔を見せた。やはり、戦う大門はイキイキしている。

イキイキしていた男がもう1人。この日が公式戦デビューとなった1年生の秋山である。「先輩から暴れて来いと言われていた」。背の高い秋山は自らの長所を最大限に発揮。小柄な相手を“身長差”で圧倒した。天空から打ち下ろした月(突き)で連続一本。初陣を白星で飾った。試合後は「僕の体が大きくて相手が小さかったということもあるが、相手をビビらせるということができた」と勝因を分析。この日デビューとは思えない、何とも貫禄のある1年生である。

この日の立大は、いつもと一味違った。「雰囲気作りは意識しています」(程)。仲間の勝利は自分の勝利。どんな状況でも皆で戦う“全員拳法”は確実にチームの雰囲気を変えている。4年生引退までの残り2ヶ月間、彼らは強くなり続ける。
(10月11日・合田拓斗)

◆コメント◆
程(コ4)
「自分は負けたんですけどまだ試合は終わってないですから、落ち込んでる場合じゃなくてしっかり仲間を応援して、仲間の勝利は自分の勝利ですから、それを常に心掛けて、負けてもしっかりやりました」

大門(理3)
「(気合が入りすぎたことに対して)そうですね(笑)。前回の試合が本当に不甲斐ない試合をしてしまったので。やっぱりそういうことがないように気合を入れてやってきてたんですけど。空回りしてしまっていて。やっぱり何事にも落ち着いて取り組むことが必要だなと。改めて思いましたね」

秋山(文1)
「今日は先輩からも勝ち負けではなくて、暴れていけといわれていました。とにかくやってみたいことやってみようと。僕の体が大きくて相手が小さかったということもあるが、相手をビビらせるということができました。それで勝つことができたと思います」

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