【陸上競技部】明日は箱根駅伝予選会!立教記録更新に挑む12選手を完全解説 ~2年生編~

まだまだ若手だが、いついかなる時も上級生への下剋上を狙っているのが2年生である。予選会は初参戦だがロードの適正はお墨付きな2人である。

井大介(営2=立教新座)

関カレ2部800㍍4位で一躍チームの看板に躍り出た増井は箱根予選会でも中心核となる予感だ

中学校のサッカー部から引き抜かれたスピードスター。今年の関東インカレ2部男子800㍍では初出場ながら堂々の4位に入賞した。増井を語る上で欠かせないのはやはり“ラストスパート”だろう。スパートの爆発力はすさまじく、トラックレースでは大半の勝負を最後にひっくり返してしまう。また、800㍍からハーフマラソンまで幅広く対応して走り方を変えられる柔軟性も彼の強みの1つだと言っても過言ではない。ここ最近のレースはプラン通り走れていることが多く、本番での大きな外しは彼に限っては不安材料にならないのかもしれない。

◆自己ベスト◆
800㍍:1‘53“17
5000㍍:15’16“77
10000㍍:31’45“54

◆目標タイム◆
67分台

◆インタビュー抜粋◆
—予選会が来週に迫ってきているが
結構自信を持って当日を迎えられるかなという感じで、調整とかはうまくいっていますね。

—ここに調子を合わせられたのは
去年僕は選考レースで外してしまっていて予選会を走れなくて、結構悔しい気持ちがあったので。1年かけてやってきて、去年のこの時期から逆算しながら積み上げたステップだと思うので、上がるべくして上がったのかなという感じですね。

—800からの切り替えは
切り替えは、800が関東インカレで5月くらいに終わってから、すぐに20キロに向かったので、そういう意味では、800で記録を狙わずに20キロ、ハーフハーフに向けて準備ができたっていうのが良かったのかなと思います。

—チームの中でどういう存在になりたいか
まだ2年生なんで3年生、4年生といるんですけれど、ゆくゆくは自分も本当に4年生も引退して上の代になって、チームを引っ張っていく代になっていくと思うので、今のうちから少しでもそういうチームの雰囲気などに貢献できればいいなと思います。

—あと1週間はどう過ごすか
あと1週間は本当に楽しく、もがかずに待つだけ、みたいな感じですね。風邪だけ引かないように気をつけます。

須藤健介(文2=県立船橋)

「去年のリベンジのために1年間やってきた」。昨年の補欠から一躍メンバー入りを果たした須藤

昨年の補欠からランクアップを果たし、初の予選会出場となった須藤。ポリシーでもある「チャレンジ精神」を武器に1年間練習を積んできた。「まだまだ主力ではない」と語る彼だが、その中でも大学内の順位で10番に入ることだけでなく、他の選手の底上げにつながる走りを心掛けようとする意識はチーム全体で選手間の連携が上手くいっている証拠ではないのだろうか。去年から成長した点として「安定感」を挙げているので、先ほどの増井と同様に“本番での外し”に関しては彼も不安は少ない。だが、この学年の完成度は全ての学年に相互作用しやすいので積極的に且つ安定感のあるレース展開を期待したい。

◆自己ベスト◆
5000㍍:15’27“90
10000㍍:32’25“18

◆目標タイム◆
69分台

◆インタビュー抜粋◆
—去年は補欠。今年で初めての予選会だが
去年出れなくてすごく悔しくてこの一年間もこの予選会のために練習してきて無事出場権獲得することができたので楽しむだけ。その一心です。

—本番のレースプラン
僕は結構後半粘れることが自分の持ち味だと思うから前半は自分のペースでいって後半から勝負をかけられたらなと思ってる

—チームの中だとどんな存在でありたい?
まだ主力ではないので確実に底上げをするわけではありませんが、チームの予選会でいう10番手以降をバックアップできるような縁の下の力持ちであればいいかなと思います

—その要因は?
要因はこの予選会をどうしても走りたいっていうのがあったので、それに向けて一つ一つの大会が全部繋がってると思って。それを外さないことで確実に強くなれるとという思いが強かったからだと思います

—好きな言葉は
ポリシーは「何事もチャレンジ精神」ですね。

—意気込みを
せっかく出れるので記録もそうですが、何よりもまずは楽しむことレースで考えているので。楽しめるレースをしていい結果で終われたら1番いいかなと思います。

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