【バスケットボール部】リーグ戦最下位相手にまさかの敗戦

第94回関東大学バスケットボールリーグ戦

9月30日 対埼玉工大 日体大世田谷キャンパス

リングに向かってアタックする#16横地。この日は第3Q途中から出場した。

前日、東洋大相手に敗れてしまった中で迎えた埼玉工大戦。今季リーグ戦2度目の対戦であり、一度勝っている相手だ。もちろん、前日の負けを払拭すべく、勝つべき試合であった。だが試合は思いもよらぬ結末になってしまった。

前日の疲れを考慮してか、控えの選手をスターティングメンバーとして多く起用した第1Q。立大は初めから、ゾーンプレスディフェンス。ファーストポイントは#6井関(法2)。良いパス回しからスリーポイントを沈めた。シュートタッチを掴んだ#6井関はすぐさま2本目のスリーも決め、その流れに乗るように#30根本(文2)もスリーを決めた。流れを完全に掴みかけた立大であったが、相手のフォワード陣も負けじと奮闘する。結局、第1Qは取って取られての展開になり、19-21で終えた。続く第2Qも、#2田中(コ3)が献身的なリバウンドで活躍を見せるも、特に流れも変わることなく、36-40で前半を折り返した。続くは流れが変わりやすい勝負の第3Q。お互いハーフコートマンツーマンディフェンスで守る。一歩先に出たのは埼玉工大だった。#1、#77のフォワード陣2人が躍動し、それに対応しようと立大もゾーンディフェンスに変え、さらにはこの試合ずっと温存してきたエース#16横地(法3)を投入した。しかし、流れを切ることが出来ず、第3Qを46−62で終えた。思わぬ点差を付けられてしまった立大は、第4Q初めからオールコートプレスで当たる。すると徐々に相手が立大ディフェンスにはまっていく。16点差を付けられていたものの、#20新屋(済3)のナイスカットが相手のアンスポを誘い、得たフリースローを2本ともしっかり決め、また、次のディフェンスでもナイスカットを見せ、8点差まで詰め寄った。ここで相手はたまらず第4Q2回目のタイムアウトを取る。この勢いのまま逆転を狙った立大であったが、このタイムアウトで立て直した埼玉工大に4連続得点を決められるなど、反撃もわずか及ばず。最終スコア67−80で、まさかの敗北を喫した。

リーグ戦最下位相手にまさかの敗戦となってしまった立大であったが、下を向いている時間はない。次戦は10月6日の日体大戦だ。2部全勝優勝も噂されている相手。最善の準備をして、食らい付いていって欲しい。

(10月10日 善本涼)

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