【テニス部女子】リーグ戦全勝へあと一歩

平成30年度関東大学テニスリーグ

9月13日 対法大 立大富士見グラウンド

〈髙橋・村橋ペア〉
この試合で勝てば目標である入れ替え戦に出場できる。絶対に落とせない1戦は部内最強のペアから幕を開けた。序盤立大が押していたものの徐々に相手の流れとなり第1ゲームを落としてしまう。しかし相手の勢いに飲まれることはなくシーソーゲームに。接戦の末第1セットは落としてしまう。「相手のボールがゆっくりだったので自分たちがコート内に入りしっかり打つことを意識したら相手にプレッシャーがかかりミスが増えて、自分たちのリズムになった。」と髙橋(法4)が振り返るように続く第2セット、相手に1ゲームしか与えることなく奪取。本調子が戻ってきた2人は第3セットも勝利し、立大を勢いづけた。

息のあったプレーをみせた髙橋・村橋ペア

〈三井・倉島ペア〉
もう一つのダブルスには三井(文4)と倉島(観2)が出場。第1セットは手にしたものの、第2セットは終始相手のペースに翻弄され、リードを取ることができなかった。長いラリーを制されるなど悔しい展開が続き、2-6で落としてしまう。
追い込まれた第3セット。初回からサービスエースを決めるなど強気の姿勢が表れ相手を寄せつけない。2ゲーム目は小さなミスが目立ち落としたが、その後は4ゲーム連取。5-1で迎えた7ゲーム目でも勢いはそのまま。三井は相手が追いつかないほどの強烈なショットを決め、倉島はネット際で相手の意表を突く技を披露。2人の連携が勝利を呼び込み、2-1で白星を飾った。

得点を決めた三井はガッツポーズ

その後のシングルスは髙橋、村橋(文3)、倉島が勝利し、ダブルス2-0、シングルス3-2で立大の勝ちが決定した。この時点で入替戦への出場が決まったが、「なんか全然実感わかないです」と髙橋。次に対戦する日大は昨年敗北した因縁の相手だ。「借りを返す」。主将の力強い発言に、リーグ戦全勝を期待せずにはいられない。

(10月9日・佐藤美櫻、西山京香)

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