【サッカー部】“失点しなかった”ことで届いた勝ち点25

JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦 【2部】

9月30日 対東海大 立正学大熊谷キャンパス

 後期リーグ初の勝利はまたもお預けとなった。前節の敗北で順位を4位に下げ臨んだ今節。3校が勝ち点1差でひしめく混戦の中、4位の立大にとって勝利が欲しい一戦だったが、0ー0の引き分け。東海大と勝ち点1を分け合った。

正面からシュートを放つ浅見(コ4=JFAアカデミー福島)

「少ないチャンスでどれだけ点が取れるか」を意識していたと原(営2=セレッソ大阪U―18)。パワーのある東海大に対し、なかなか攻撃を組み立てられない。そんななか前半1番の好機を作り出したのは、27分。原はセカンドボールを拾うと相手の選手2人を抜くパスで前方の吉田(コ3=JFAアカデミー福島)へ。ボールを正面まで運びシュートを放つも惜しくも得点とはならず。このシーンに「2人来るとわかっていて、直矢がどこにいるかはわからなかったのでイメージで蹴りました。次から意識してそこを狙っていけばチャンスになると思うのでそういうプレーを増やしていきたい。」と振り返った。

後半は相手のCKなどのセットプレーから自陣に押し込まれる時間が続いた。相手に決定機が多く訪れるも「逆に緊張感を持ってやることができた」と井上(法4=桐光学園)。一人一人が体を張り、最後の最後で入れさせない。立大の粘り強い守備でゴールを割らせなかった。

パスを回し攻撃の起点を作る相原(文3=FC東京U-18)

攻撃面では課題が残り、得点ができなかった。しかし、“失点しなかった”ことで勝ち点1を積み上げることができた試合でもある。この勝ち点1で前期から目標としていた「勝点25」を達成。ここから新たに目標を作り、残り8節に挑む。それでもまず欲しいのは勝利だ。次節の関東学大に向け、井上は「白星をつけたい」と力強く語った。

(10月5日・蜂須賀実樹)

◆コメント◆
#5 井上瑠寧
ー今日の試合への意気込み
2連敗していて流れを止めるために是が非でも最低勝ち点1は欲しかったので、そういう意味で0で終われたのは収穫でした。守備を0で抑えるというのは後期やっていた基礎ができていたのですが、攻撃面で相手に恐怖を与えられなかったので攻撃面で連携だとかを積み重ねられればいいなと思います。

ー思うようにボールを回せなかった
相手はパワーが強く、試合中もパワー対パワーの対局が多くて、パワーだったら東海大の方があってもっと地上戦で立教のワンタッチツータッチで叩くテンポ良いパス回しができれば攻撃でも繋がったかなと思います。

ー来週の関東学大にむけて
白星つけたいなと。後期になって立教ちょっとやってくるぞというふうに相手が身構えたところでもそれを超えれる技術であったりメンタリティとかを技術が一週間で一気に上手くなるとかはないですけどメンタリティは変えられるので変えていきたいです。

#24 原大知
―0-0という結果だったが
相手が下位のチームで点を取るシーンが全然なかったなか、0-0で終えてよかったです。

―負け試合だったか
点を取られる気はしなかったです。今までの試合と比べて全員がしっかりと戦えていたと思います。一人一人の個人的な問題で、このままでは勝てるチームではないですね。

―相手が蹴ってくるボールに絡む時間が少なかった
こういう試合になるとわかっていました。少ないチャンスでどれだけ点を取れるのかというのが自分の中で今日思っていたことだったので、それなりにボールを持ったシーンでは悪くないプレーができたからよかったです。

―勝ち点を後期初めて積み上げた
チームの目標が勝ち点25だったので、そこは達成できました。これからは違う目標を監督とチーム全員で考えていくと思うので、どう練習に取り組んでいくかとか、練習に臨む姿勢、そういうところが大事になってくると思います。

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