【ソフトテニス部女子】『データでも魅せる“最強の4年生”』 やはり小林成美は最強の後衛だった。同期内トプの通算勝率.674で、関東、東日本は勝率7割超え!!

「立教スポーツ」編集部は、立教大学ソフトテニス部公式記録※などをもとに“最強の4年生”4人の4年間の公式戦全試合の勝敗を集計。ペアごと、大会規模ごとの集計により勝率を算出し、4選手の4年間を読み解いた。
※立教大学ソフトテニス部公式SNS、試合時の記録などを元に作成

小林成美 4年間通算 全190戦 128勝 61敗 .674
 最強が似合うデータをたたき出した。小林は4年間通算で公式戦に190試合出場した。内、128試合が勝利で、通算勝率.674は、3試合に、2試合以上勝利することを意味する。また、定期戦を除く、全ての大会規模別で勝率6割越え。※アジア規模は4試合のため除外。 勝って、勝って、勝ちまくった4年間だった。(2018年10月5日現在)

小林・中田ペアは3年間で96勝。ペアで100勝近くあげるほど、長くペアを組み、そしてその分の部の歴史を変えてきた


小林・中田で96
勝も、「中田はこんなところで負ける選手じゃない」
 小林・中田ペアが、現役ペアで最強であることは既出(『データでも魅せる“最強の4年生”』 中田依緒里、勝率7割超えの最強ペア発覚…!?)だが、このデータについて小林は「中田のおかげでこんなに勝てていますね。中田と組んで負けた悔しい試合というのは今でも覚えていますが、どれも、中田ならここで負けちゃいけないのにな、と自分を責めました」とコメント。謙虚に話す小林であるが、中山(18年度卒)、泉田と組む時も勝率は6割を超え小林が強いがゆえに勝率が上がっているという見方もデータからは十分可能である。小林もまた、小林のおかげでペアが勝っていられる後衛なのである。

最も組みやすいペアはやっぱり中田だった。小林は、今まで組んできたペアで組みやすかった選手を問うと真っ先に中田の名が挙げた。「後衛でラリーをして、前衛が攻めるというのが私の形。前衛サマサマで、中田はいつも決めてくれるので、組みやすかったですね」。だが、一方で中田も組みやすいペアに小林を挙げる。つまり、中田にとっては組んだ3年間は小林サマサマ。ともにプレーするところを私は見たことがないが、機会があれば復活してほしいペアであること間違いない。(10月5日/取材・文=川村健裕)

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