【バスケットボール部】序盤のビハインド響き敗戦。次へ「気持ち切り替えて」

第94回関東大学バスケットボールリーグ戦

9月19日 対駒大 とどろきアリーナ

◆第94回関東大学バスケットボールリーグ戦◆
立大 51 13-29
10-14
72 駒大
14-14
1-15

延長で競り負けた順大戦から一夜明け、昨日の悔しさを晴らすべく、駒大との一戦に挑んだ立大。
攻守に積極的なプレーを見せたが、序盤から相手のリ巧みなリバウンドシュートなどに苦しめられ、勝利とはならなかった。

3Pシュートを放つ#20 新屋【撮影・三平敬太】

「チーム全体が前日の負けを引きずっていた。」監督の言葉通りの第1Qだった。開始直後から、相手の猛攻に歯止めをかけられず、点差は広がっていく一方。それでも開始5分、#16横地(法3)が激しいDFを交わし、シュートを決める。しかし、ここでアクシデント発生。#24木口(法2)が足を抱えてコートに倒れこむ。痛みをこらえるようにして、そのままベンチへと引き下がった。貴重な戦力を失った立大は、立て直しを図ろうと奮闘するも、第1Qを終えスコア13-29。

大量リードを許し第2Qへと突入する。先程までとは一転、両チーム互角の戦いが繰り広げられていく。だが依然として立大は、果敢なOFでゴールに迫るも、リングに嫌われ得点を奪えないもどかしい状況が続いていた。ベンチに漂う重苦しいムードを断ち切ったのは、第3Q中盤、#20新屋(済3)が放った連続3Pシュートだった。この日、一番の歓声が会場に響き渡る。しかし、第1Qの大量失点が重くのし掛かる結果に。終わって見れば、51-72で完敗。後半になるに連れ、オールコートプレスが機能するなど、随所で良いプレーも見られただけに、悔しい敗戦だった。

だが、「暗くなっていても仕方ない。」監督を中心として、選手たちは皆前を向いていた。主力選手#24木口の離脱は、立大にとってはかなりの痛手。チーム全体でカバーしていくことができるかがキーポイントとなる。また、キャプテン#21伊藤(文4)は、「今のチームには、心機一転して戦っていくことが必要。」と語った。次待ち受けるは、リーグ戦最初で最後のついにホームでの2連戦。会場を味方につけ、2連勝を飾れるのか。まだまだ、彼らから目が離せない。(9月29日 大木紫万)

◆コメント◆
柳沢監督
―今日の試合を振り返って
昨日の試合の負け方がね。完全に引きづってしまいましたね、チーム全体のムードとして。どう切り替えて次の土曜日戦うかがすごく大事。(2部の)上位3分の1は厳しくなってきましたけど、下入れ替えにいかない、真ん中に留まるまでどうやっていくかですね

―まだ戦っていない大学も3チームあります
どちらかというと下位のチームなので、ここで負けると大変な事になるので。ちょっと怪我人が出てしまって、心配ですけど

―スタメンの木口さんですね
はい、多分今週は厳しい。どうカバーして、チーム全体でやろうということを徹底します

―リーグ戦はどのような攻め方守り方をしていくことを話していましたか
とにかく積極的に。守りも攻めも積極的に展開していこうという。今日見てもらうと分かるんだけど、前からディフェンスで当たっていくというのも先週からやり始めて

―オールコートのディフェンスがはまった部分もありましたね
そうですね。合宿とかでああいう練習をする機会が少なかったので、ここで準備してやり始めた。リーグ戦戦っていく中で作っていかなきゃいけません。

―リーグ戦は折り返しまでまだ少しあります
オレが暗くなったら仕方ない(笑)気持ちを入れ直していきます

#21 伊藤
―今日の試合を振り返って
最初からチームの雰囲気が悪かったので、その中でなかなか流れを変えられなかったです。

―昨日言ってた自分らのバスケはできたのか
自分たちがやりたいと思ってたバスケを相手に研究されていた。その裏をかいて攻撃すれば点取れたかもしれないんですけど、やっぱり自分バカ(だからできなかった)ですね(笑)

―周りとの連携はうまくとれいたか
連携というより完全にブロックされていて繋げられなかった。今二連敗しててチームの雰囲気があまり良くない中でキャプテンとして良いチームの雰囲気を作ってあげられなかった。

―今週末の試合は立教での開催ですが
使い慣れているところなのていつもよりゴールが入りやすいと信じて、一戦一戦を戦って行きたいです。先週二連敗してるので、切り替えて行くのじゃなくて、一から新しく心機一転で戦うことのほうが今のチームには必要なんじゃないかな。一試合勝てばまた次の試合でも勝って連勝って感じでできると思います。

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