【ゴルフ部】悔しさをバネに。次こそ昇格!

平成30年度秋季関東女子大学Dブロック対抗戦

9月5日~6日 埼玉・こだまゴルフクラブ

1位 常磐大学 145 148 293
2位 上智大学 158 159 317
3位 東洋英和女学院大学 162 160 322
4位 立教大学 166 158 324
5位 大妻女子大学 169 163 332
6位 明治学院大学 169 169 338
7位 日本女子大学 171 170 341
8位 帝京大学 棄権

 Dブロック女子秋季対抗戦が開幕した。4人中2人が一年生というフレッシュなメンバーで挑んだ。「やっぱり常磐大学という強い相手がいるので、いいスコアで、少しでも近づけるようにしたい。私はもう4年生で最後の試合なので、悔いの残らないように頑張っていきたいです」と女子主将・諸橋(法4)は意気込みを語った。男子も応援に駆け付け、4年生が有終の美で引退できるよう、立大ゴルフ部全員で戦った。

ボールの行方を見守る諸橋

初日を4位タイで終えた立大は、メダル、昇格を勝ち取るべく勝負の2日目を迎えた。前大会鮮烈なデビューを飾った斎藤(観1)は今回もチームでトップのスコアを叩き出した。1日目は緊張で自分の思ったようなプレーが出来なかったと言うも、気持ちを切り替え、力強いスイングで好調なスタートを切った。応援にきた男子も斎藤のスイングに思わず感嘆の声を漏らす。前日全く入らなかったパターも落ち着いて決める。最終コースで長いパターを決めると、会場が沸いた。「本当に気ままにプレー出来た」と笑顔で語った。諸橋も前半、アプローチが冴える。スコアを37と伸ばした。だが、後半は前半の疲れのせいか、調子が落ちる。それでも「後半も諦めないで最後まで暗くならずに頑張れた」と振り返った。試合後、諸橋が駆け寄ったのは4年間一緒に戦った同期。肩を組み、歩いた道に涙がこぼれた。

力強くスイングする斎藤

惜しくも結果は4位。目標だったメダル獲得と昇格は成し遂げられなかった。「後輩が上手くなってくれたらうれしい」と諸橋。やり残した昇格を後輩に託し4年間の現役生活に幕を下ろした。諸橋と一緒にレギュラーメンバーとして戦った3人は思いを受け継ぎ昇格を目指す。「まだ満足出来ていないです」と斎藤。悔しさをバネに。来年こそは、新たなステージ、Cブロックで奮闘する彼女たちを応援したい。 (9月22日・彦坂秋恵)

◆コメント◆
主将・諸橋(法3)

ー今日を振り返って
前半は結構良くて1オーバーで帰って来ることができましたが、後半がちょっと耐えられなくて46という今まででワーストのハーフを打ってしまってゴルフは難しいなと思いました。

ー課題、原因は?
体がブレてきたのと、体力がないのかなと思います。自分の体感では全然疲れてなかったですが、スイングに出てきていたらしく、どんどんショットもパターも入らなくなりました。前半はアプローチが冴えててずっとパーでいけましたが、体力とか集中力とかですかね。

ー昨年と比べて成長できた点は?
前半がやっぱり良いスコアで上がれたのと、後半も諦めないで最後まで暗くならずに頑張れたというのもあります。周りが応援してくれたっていうのもあるけど。
ー引退となりますが、今のお気持ちは?
泣いても笑っても最後なので、もうスコア出ちゃったものはしょうがないです。今は後悔とかはしてないですけど、まあ後からどういう気持ちになるかは分からないんですが、後輩に今日色々プレーを見てもらってそういうとこから学んでもらえたらうれしいなって、今後も後輩が上手くなってくれたらうれしいなと思います。

ー今後もゴルフは続ける?
競技ゴルフは続けないかもしれないですが、普通に日常でゴルフはするかもしれないです。

斎藤(観1)
ー率直な感想は?
昨日は自分の思うようなプレーが出来なくて、打つのが1打1打怖かったですが、今日は深呼吸して、落ち着いてプレー出来たと思います。そこそこのスコアで回ってこれたので、よかったと思います。

ーうまくいったところ
昨日はパターが悪かったのですが、本当に1メートル、2メートルのショットでも入りませんでした。今日はそれを全部決めることができて、ちゃんと合わせることができたので、そこがよかったと思います。

ー逆にうまくいかなかったところは?
アイアンがちょっと上手くいかなくて、グリーンに乗らなかったので、カツカツだったところがありました。そこはちょっと来年Dブロックに残れたので、来年に向けて直していきたいところです。

ー今日の目標は何だった?
前回春のリーグ戦はチャレンジでパープレイで回れたので、どれだけパープレイに、72に近いところで回りたいと思っていました。今日は75で、目標まではいかなかったですけど、70台というところで耐えられたので、よかったです。

ー結果自体に満足していますか?
まだ満足出来てないです。今回、Cブロック昇格を目指していたので、それが出来なかった。みんなちょっと悔しい思いもしています。

ー4年生に対する思いは?
キャプテン、4年生が一人だったので、笑顔で終わらせてあげたかったですけど、ちょっと悔いが残るような結果になってしまいました。

ー悔いが残るのは昇格できなかったこと?
そうです。昨日も崩れてしまって、最悪メダル獲得の3位までに入りたかったです。そこの目標を最後のリーグ戦で、キャプテンと一緒に達成できなかったのが、ちょっと悔しいです。

ー1年生からこそのやりづらさはあった?
初日、私は今の4人のなかで一人だけジュニアからの経験者で、できるだけチームに貢献しなきゃというプレッシャーを感じて、初日結構崩れてしまいました。それ以外は、みんな応援してくれて、本当に気ままにプレー出来たので、そんなになかったです。

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